北京市の法輪功修煉者が迫害致死 毒物が原因か
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 【明慧日本2013年10月14日】北京市石景山(せきけいざん)区の法輪功修煉者・李躍進さんは1993年に法輪功を学び始めた。中共(中国共産党)当局の法輪功に対する弾圧政策の下、4回、労働教養を強いられ、悪名高い北京市洗脳班など数箇所の施設に拘禁されていた。拘禁中、壮絶な迫害を受けた李さんは、何度も死に掛けたという。

 2005年3月5日、李さんは石景山区刑務所まで不当に連行された。そこで、失明するほど酷い暴行を加えられた。その後、団河労働教養所へ移送されたが、それ以降、睡眠をはく奪されたり、拷問されたりして苦しめられ、心臓病が発症した。

 2007年4月27日、李さんは門頭溝の施設に拘禁されたが、拘禁中、面会などの基本的人権をはく奪された。

 昨年8月2日、「衛星受信アンテナを所有していた」などの理由で、李さんは2年6カ月の不当判決を宣告された。団河労働教養所で法輪功の修煉を放棄する旨の書類三書」の署名を拒否した李さんは、酷い拷問を加えられた。そのため、李さんは心臓病や糖尿病が発症し、死の寸前となった。その間、李さんの高齢の父親は、「重病のための服役中の一時出所」の申請をし、無罪の息子を上訴した。しかし、中共当局に相手にされず、面会も裁判も一切拒否された。

 今年4月3日、李さんは「重病のための服役中の一時出所」による治療が許可されて家に戻ったが、施設内での拷問による病気がひどくなり入院した。しかし、10月1日、李さんは重度の心臓病により無念な思いを抱いたまま死亡した。それ以前にも、李さんは施設内で毒物や詳細不明な薬物を注射されたことがあり、それらが死因と推定されている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/10/5/280782.html)
 
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