黒竜江省ジャムス市刑務所による迫害 国際社会が注視
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 【明慧日本2013年10月18日】黒竜江省ジャムス市刑務所に勤めていた看守・鄭慶海さんと張明さんは、法輪功修煉者が酷く迫害されている情報を外界に伝えたことが理由で、610弁公室により9月25日に拉致されてから、行方不明になっている。

 10月12日朝5時、ジャムス市刑務所で拘禁されていた修煉者・商錫平さんと孟憲国さんは610弁公室に施設から連れ去られ、行方不明になっている。

 上記の事件は、いずれも施設内における修煉者への迫害の実態を隠蔽するための手口であったという。

 2011年2月から、修煉者・秦月明さん、於雲剛さん、劉伝江さんは次から次へと迫害され、殺害された。そのため、中共(中国共産党)によるこの殺人事件は、世界が注視する大ニュースとなり、各界の人権組織の注意を引き起こした。また、国際社会が中国の刑務所・労働教養所・洗脳班・留置場などの施設で行われている暴行や迫害を非難する中、上記死者の家族や世界の正義ある人々が次々と立ち上がって迫害に反対している。

 一方、中国国内の司法部門は、事件発生地のジャムス市に在住の修煉者、その家族への電話盗聴を24時間体制で行っているという。いずれも上記の殺人事件の情報が漏れた原因を調査するための行動であった。死者の家族は、悪らつな610弁公室の脅威により、この殺人事件を外界に漏らさないよう圧力をかけられているという。

 中共当局は5月23日から1ヵ月にかけ、国家安全部と公安部に命じて秘密裏に上記施設へ立ち入り、看守らに対して電子製品の持ち込み禁止、尋問、法輪功の関連資料及び書籍の捜索などを行い、事件の情報がなぜ海外に漏れたかの原因を調査しているという。

 上記施設の第八監禁エリアでは、修煉者・孟憲国さんが、5月31日と6月15日、2回にわたって殴る蹴るの暴行や捜索を加えられ、情報が漏れた恨みとして報復されたという。

 秦さん、於さん、劉さんが殺害された事件がマスコミによって暴露されたことは、北京をはじめ中国国内の各収容施設でも重大ニュースとして受け止められた。収容施設では迫害を隠蔽するための管理が行われているにもかかわらず、短時間でこれらの事件が国際的なマスコミによって暴露されたことで、彼らは大きなショックを受けた。

ジャムス市刑務所

  (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)  

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/10/15/281249.html)
 
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