黒竜江省の法輪功修煉者 呼蘭刑務所で迫害される
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 【明慧日本2013年10月26日】黒竜江省依蘭県の法輪功修煉者・張金庫さんは現在、呼蘭刑務所による迫害に対して断食で抗議している。張さんの家族は今月10日、呼蘭刑務所へ面会に行ったが、刑務所の王課長は張さんが「転向」に協力しないという理由で、面会を許されなかったという。張さんは現在、刑務所の病院に拘禁され、体が極度に衰弱している。

 張さんを含む依蘭県の法輪功修煉者14人は今年の3月29日に連行され、7月18日から8月21日まで依蘭県裁判所は5回裁判を行い、14人に対してそれぞれ3~13年の不当判決を下した。張さんは懲役5年を宣告された後、佳木斯刑務所に拘禁された。 

 張さんは依蘭県留置場に拘禁された時、体はすでに弱っていた。20数日間あまり飲食せず、危篤に陥ったため、病院に運ばれて8日間にわたって救急治療を受けた。当時、張さんは生命の危険に晒されていたにもかかわらず、警官に24時間体制で監視されていた。警官は内情を外に知られないようにするため、家族との面会を禁止した。 

 張さんの家族は何度も依蘭県の留置場・公安局・裁判所・検察院などの部門に行き、解放を求めたが、これらの政府部門は互いに責任を人になすりつけるだけだった。

 9月19日、裁判所は21日午前に面会できると家族に知らせ、「面会の後に送るべきものは送る、釈放すべきものは釈放する」と家族を騙した。21日当日、警官は強行して自力生活ができない張さんを病院から担架で佳木斯刑務所まで車に乗せた。 

 佳木斯刑務所は張さんに対して強引に灌食を行った。情報によると、刑務所の医者は「張さんは長い間断食していたため、毎回少ししか入れることができない、多く灌食すると体が耐えられない」と言ったが、佳木斯刑務所は、最初から丸ごと一瓶のミルクを灌入した。張さんは現在、耳がよく聞こえず、下半身が麻痺し、頭がぼうっとして、何を食べてもすぐ吐き出し、体はとても衰弱して骨と皮ばかりになっていた。 

 張さんの家族が、重病のための一時出所を求めたところ、佳木斯刑務所は「9月29日に検査してから釈放する」と答えた。家族が29日に車を用意して佳木斯刑務所に迎えに行った時、佳木斯刑務所はすでに張さん・莫志奎さん・徐峰さん・孫文福さん・李大朋さんの5人の法輪功修煉者を他の刑務所へ移送し、引き続き迫害していた。家族が移送先を聞くと、ハルビンの刑務所だと言われた。しかし数日後、家族は再三問い詰めた後、張さんは呼蘭刑務所に移送された事実が分かった。現在、張さんは呼蘭刑務所で迫害され大小便失禁の状態となっているという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/10/13/281119.html)
 
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