吉林省の女性 洗脳班閉鎖後も留置場に拘禁
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 【明慧日本2013年10月28日】吉林省の農安県焼鍋鎮の法輪功修煉者・呂暁微さん(36歳女性)は、中共(中国共産党)が法輪功を弾圧してから14年来、尾行、監視、連行、拘禁、労働教養処分などの迫害を受けてきた。

 呂さんは自宅で先々月12日、農安県国保(国家安全保衛)大隊と鎮の派出所の警官に連行された。当時、呂さんは全身が痙攣していたにもかかわらず、警官に強引に車に乗せられ、直接、長春市奮進洗脳班に送られた。

 呂さんが洗脳班に拘禁されている間、家族は5回も洗脳班に行き、呂さんとの面会を求めたが、そのうち3回は会えなかった。家族は洗脳班に「私たちは暁微が法輪功を修煉することを支持しています。もし、暁微が法輪功に出会えなければ、すてに死んでしまっていると思います。共産党は法輪功の修煉を許しませんが、人の命が一番大切だと思いませんか」と訴えかけた。

 先月17日、奮進洗脳班は収容者が呂さん一人だけという状況下で解散した。しかし、洗脳班側は呂さんを解放せず、家族にも通知しないまま、農安県の五公里留置場に移送し、拘禁し続けているという。

 17年前の1996年11月25日、呂さんの姉は夫に「お前から離婚の訴訟をしろ」と言われたが、従わなかった。そこで、姉の夫は両手に包丁を持ち、呂さんと姉を刺した。姉は左の親指の半分を切断され、頭部を数カ所切られた。呂さんも頭部にはっきりした切り傷が9カ所あり、掌大の頭皮が傷つけられた。

 呂さん姉妹はその後、体に傷跡、後遺症が残り、呂さんは姉婿に対し深い憎しみを持つようになった。

 しかし、その1年後、姉妹は法輪功と出会い、修煉し始めた。姉妹は法輪功の教えに従って、自分を律し、知らないうちに後遺症が改善し、呂さんの姉婿に対する憎しみも消えた。

 姉妹は法輪功の素晴らしさを自ら体験することができた。当局は法輪功を迫害しているが、姉妹は法輪功の修煉を堅持している。

 呂さん姉妹は中共の圧力を前にしても、依然として法輪功の素晴らしさを人々に伝える一方、中共当局は、ほしいままに人権や法を蹂躙し、迫害している。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/9/26/280309.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/10/11/142664.html)
 
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