【明慧日本2013年10月29日】台湾、日本など、アジア太平洋の国々から集まった、140人以上の法輪功修煉者から成る天国楽団が、今月4~7日にインド西部のアフマダーバードで催された世界精神組織のカーニバルのオープニングに出演した。団員らは、演奏を披露した後、法輪功の5式の功法を実演した。主催者側は、団員一人ひとりに最高の栄誉を象徴する記念メダルを授与し、帯状の絹布を贈り謝意を表した。
オープニングの天国楽団の演奏をテレビ局が生中継 |
記念公園内での天国楽団の演奏を聴く観衆 |
園内で演奏する天国楽団 |
生体臓器狩り反対を呼びかける署名用紙にサインをする来場者 |
天国楽団の団員が主催者から記念メダルと帯状の絹布を授与される |
今回の活動は、主催者組織の事務総長から招待を受けたことに始まった。2012年12月に天国楽団がハイデラバード市の「第一回精神的指導者の会議」のオープニングでの出演を見た事務総長は、とても素晴らしいと思ったそうだ。天国楽団のパフォーマンスが気に入り、そのためわざわざインドの法輪功修煉者に連絡を取り、天国楽団にフェスティバルに参加してほしいと依頼した。
アフマダーバードは、ボンベイ北部に位置するインド第7の大都市で、有名な名所のアブ山がある。2013年、上記の世界精神組織の大会がアブ山麓にある村園区内で行われ、現地には、世界各地から博士、医師、会社社長および組織に所属する2校の大学の教授・小中学校の教師など数千人が集まった。大会は、天国楽団が演奏する「法輪大法好」「仏恩聖楽」で開幕した。インドの法輪功修煉者は、天国楽団が法輪功の修煉者から構成されていると紹介した。天国楽団は続けて「送宝」「法輪聖王」などの多くの曲を演奏した。20数分、美しい楽音がパフォーマンスホールに響き渡った。会場の責任者は挨拶で「天国楽団に感謝しています。これらの天国から来た使者達が、私達に神聖な気持ちをもたらしてくれました」 と語った。
インドの法輪功修煉者は会議で、「法輪大法は佛家の最高レベルの修煉法で、宇宙の最高特性である『真・善・忍』を根本の教えとしています。動作は5セットの簡単で学びやすい功法です。しかし、中国本土では、法輪功修煉者が中共(中国共産党)から迫害を受けています。そして、生体から臓器を収奪されているのです」と説明した。多くの来賓は、このような人権を蹂躙する事例がいまなお発生していることはまったく不思議だと言い、会議後に「生体臓器狩り」に反対する署名を行った。
翌日の大会で、天国楽団の団員達も舞台に上がって来賓に法輪功の5セットの功法を披露した。穏やかな煉功音楽がホールにこだました。会場の外で、ある年配の博士が現地の学生に尋ねた。「インドではどこに『転法輪』などの著作が置かれていますか?」。また、たくさんの来賓が、屋外で天国楽団の団員の動作を見て、法輪功の5セットの功法を学んだ。
煉功に興味を持ち、法輪功を学ぶ来場者 |
会議に参加した貴賓が楽団の団員から法輪功の煉功動作を学ぶ |
台湾、日本、インドネシア、マレーシア、シンガポール、オーストラリアなどの140数人の法輪功修煉者から構成されたアジア太平洋天国楽団は、本大会の指定場所で演奏した以外、閉幕する当日も園内でパレードを行い、演奏した。インドの修煉者は、インドではパレードで演奏する習慣がないが、今回の天国楽団のパフォーマンスはインドの人々から大きな注目を浴びたと話した。
閉幕式当日の早朝、事務総長はわざわざ天国楽団の団員達に謝意を表し、そして英語で「FALUN DAFA IS GOOD(法輪大法は素晴らしい)」と言った。事務総長はまた、 「いかなる人も皆、暴力を使って善良で平和な良い人達を迫害するべきでない。邪悪はほどなくして結局は果てに向かう」と語った。
団員達が車に乗って会場を離れる時、会議に参加したたくさんの従業員は名残を惜しんで見送り、絶えず手を振った。2人が英語で大声で絶えず「法輪大法は素晴らしい」と叫び、現場のすべての人を感動させた。主催者関係者もわざわざ空港まで見送って、すべての法輪功修煉者に感謝を伝えた。
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/10/24/142879.html)