拷問され法輪功修煉者が心神喪失 未だ解放されず
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 【明慧日本2013年11月5日】内モンゴル自治区の法輪功修煉者・趙淑雲さん(60)は、通遼市の金融部門の元従業員で、かつて6回留置場・洗脳班・派出所に不当に連行された。また、3回労働教養を強いられ、8年にも及んだ。図牧吉労働教養所に3年間拘禁され、相前後して2回、5年間にわたって悪名高い馬三家女子教養院に拘禁された。

 今年3月21日、瀋陽市大東区の警官が、趙さんを自宅から連行して大東区留置場に拘禁した。迫害された趙さんは、苦しみを嘗め尽くして心神喪失になり、自立生活ができなくなった。検察院はすでに案件の書類を国保(国家安全保衛)大隊に戻したが、大東区国保大隊は家族と弁護士の要求を顧みず、今なお解放しない。 

 図牧吉労働教養所で3年間不当に拘禁される

 図牧吉労働教養所の中で、趙さんは数えきれないほど残虐な拷問を受けた。迫害に抗議するため、趙さんは教養所の規則を暗記することを拒否した。そのため、部屋に引きずり込まれて滅多打ちされ、引っ張られた髪が地面に大量に抜け落ち、耳の鼓膜が損傷して聞こえなくなった。 

  2003年8月26日、趙さんは法輪功の書籍を読んでいた時に警官に発見された。警官は趙さんの両手を背中に反らして手錠をはめ、7人が交替して暴力を振るった。3時間連続で殴られ続けた趙さんは血まみれになり、頭が大きく腫れ上がって、顔面はすべて黒紫色になり、体中が2倍ぐらいに腫れていた。趙さんは気絶し、2時間後にやっと意識を取り戻した。監房に帰った時、皆が驚いて泣いていた。 

 警官は趙さんに修煉を放棄させるため、ナイフと電気スタンガンを用意し、趙さんに署名を強要したが、趙さんは依然として拒否した。そのため、趙さんは顔面に電気ショックを加えられ、今なお傷跡が残っている。

 悪名高い馬三家教養院で拷問

 趙さんは悪名高い馬三家教養院に相前後して2回拘禁され、5年間苦しめられた。 

 2004年5月30日、趙さんは馬三家教養院に連行され、今回は3年の労働教養を科された。10数人の監視役が交替して趙さんに睡眠を取らせず、冷たいコンクリートの地面に1カ月間横たわらせた。趙さんは法輪功を中傷するビデオを強制的に見させられ、極度の精神的プレッシャーで趙さんは再び気絶した。2008年6月7 日、趙さんは2年の労働教養を科され、再び馬三家教養院に連行された。そして、数人の警官が趙さんを監視し、「転向」させようとした。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/10/26/281783.html)
 
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