湖南省:迫害され死亡した男性 生前に4度精神病院に拘禁
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 【明慧日本2013年11月6日】湖南省湘潭(しょうたん)鉄鋼会社の従業員・李日清さん(男性)は2010年、湘潭市610弁公室、湘潭市精神病院から受けた迫害により死亡した。2000年から2010年までの10年間、湘潭市610弁公室と湘潭鉄鋼会社は結託し、心身ともに健康である李さんを精神病院(湘潭市第五病院)に4度も送り込んだ。病院で李さんは脅迫され、強制的な注射や神経を損傷させる薬物を投与されるなどの迫害を長期にわたり受けた末、死亡した。享年58歳

拷問の実演:内容不明の薬物を強制に注射される

 李さんは湘潭鉄鋼会社に勤め、善良で温厚で正直な性格で、いつも仕事をまじめに取り組んでいた。かつて李さんは胃病、関節リウマチ、膵炎を患い、特に膵(すい)炎の発作が起きると、気絶するほどお腹を痛め、何度も救急で病院に運ばれ、何度も入院したが、病状は好転せず、非常に苦しんでいた。幸いに1998年10月、46歳の李さんは法輪功と出会い、法輪功の修煉を始めた。修煉により、李さんは病気が全治し、体が軽やかになり、一家3人は幸福な日々を過ごせるようになった。

 しかし、1999年7.20以降、中共(中国共産党)政権は法輪功への弾圧を開始した。李さんは1999年末、北京に行き、政府に法輪功への迫害停止を求めようとしたが、天安門広場に入った途端、警官に連行され、湘潭市の北京駐在事務所に2週間拘禁された後、地元に送還され、勤め先の宿泊施設に1カ月間拘禁された。施設では毎日24時間監視され、強制的な洗脳を受けた。

 2000年春、湘潭市610弁公室の警官と、李さんの勤め先の保衛科の職員は李さんの妻に「お前の夫を労働教養所に入れる。その期間中は給料を支払わない。もし、お前が夫を湘潭市精神病院に送ることに賛成すれば、給料を支払ってやる」と話した。李さんの妻は圧力の下で、意に反して同意してしまった。

 李さんは湘潭市精神病院に収容された。病院で湘潭市610弁公室の警官は李さんに対して洗脳を行ったが、李さんは「転向」せず、依然として法輪功への信仰を堅持した。

 すると、610弁公室の警官と病院の関係者は、李さんに精神病者に与える薬を飲ませ、精神病者に注射する薬を注射し、スタンガンで電気ショックを加え、手錠をかけ、殴打などの迫害を加えた。その上、警官らは「お前が『転向』しなければ、給料を止めて労働教養所に送り込んでやる。お前をクビにしてやる」などと脅迫した。

 2001年1月、李さんの妻と息子は李さんが家でお正月を過ごすことを求めた。李さんはやっと家に帰ることができたが、勤め先の公安科の職員は絶えず李さんの家に来て、嫌がらせをした。お正月後、李さんは仕事に復帰したが、その2カ月後、再び精神病院に連行され、拘禁された。

 2002年1月、李さんの妻と息子は再び李さんが家でお正月を過ごすことを求め、李さんは帰宅できたが、息子は李さんの異変に気づいた。李さんは痩せ細り、話す力もなく、明らかに記憶力が衰え、しかも、両手の震えが止まらなかった。李さんは家族に「病院で長期間、内容不明の薬物を注射され、神経を壊す薬物の服用を強いられた」と話した。話を聞いた息子は非常に憤慨したという。

 しかし、2002年のお正月が過ぎて、李さんは再び湘潭市精神病院に連行され、引き続き非人道的性な迫害を受けた。

 その後、李さんは一度家に帰ることができた。帰宅した李さんは両手の震えを止まらず、頭も震え、それを止めることができなかった。帰宅してしばらくすると、李さんはまた精神病院に送られ、拘禁され続けた。

 2010年春、残忍な迫害を受け続けた李さんは、この世を去った。

 現在、湖南省鋼鉄コークス工場の法輪功修煉者・趙湘海さんは、李さんと同じ精神病院(湘潭市第五病院)に拘禁されている。趙さんは精神病院に拘禁されて6年目になる。

 
(中国語:http://big5.minghui.org/mh/articles/2013/9/30/280511.html)
 
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