北京市:8年間、拘禁された夫婦が再び不当拘禁
■ 印刷版
 

 【明慧日本2013年11月6日】北京市平谷(へいこく)区の警官らは先月29日午前、法輪功修煉者・王自成さん、妻・張愛萍さん夫婦を不当に連行した。さらに、被害者のパソコンやプリンタなどの家財も没収した。

 家族は、警察署で王さん夫婦の不当逮捕を非難し、解放を求めた。しかし、警官は逮捕状など何の令状の提示もなく、面会さえ拒否し、脅しや威嚇で家族を追い払った。

 2000年末、王さんは中共(中国共産党)当局の法輪功に対する弾圧政策の下、会社に無断で解雇された。

 王さんは2003年から8年間、北京前進刑務所に拘禁され続けた。王さんは同施設で拷問され、立つことも歩くことも困難になり身体障害者になった。

 妻・張さんも同年、北京女子刑務所に入所したが、4年間にわたって拘禁され、壮絶な迫害を受けた。

 2009年11月29日、王さんは馬坊派出所の警官に不当に連行され、派出所の警官ら6人に失神するまで集団暴行を加えられた。その後、現地の拘留所に11カ月間不当に拘束された後、懲役3年6カ月の不当判決を宣告された。

 2010年10月15日北京前進刑務所は修煉者の転向者数を増加させるため、受刑者を利用して、修煉者への迫害を強化した。そのため、王さんは日々15時間も小さな椅子に座らされて、歩行困難となり、自力生活ができないほど坐骨神経に大きな障害を負った。

 また、王さんは刑務所の病院で詳細不明な薬物を注射された。それ以来、王さんは記憶力が減退し、ひどい頭痛、高血圧、睡眠不足などの深刻な症状が出始めた。こうして今年5月に解放されるまで治療を受けられず、各種の症状や病気で苦しみ続けたという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/11/3/282170.html)
 
関連文章