シアトル交流会 真相を伝える体験を分かち合う(写真)
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   【明慧日本2013年11月8日】米国西北部のワシントン州・シアトルと他の地区の法輪功修煉者は先月27日、シアトルに集まり、2013年法輪大法修煉体験交流会を開催した。10数人の修煉者がそれぞれの修煉体験を発表した。その中で、苦難の中にいる同修をいかに助けるか、また、失敗や挫折に直面した時、いかに内に向けて探し、修煉の道をしっかり歩むか、そしていかに真相を伝え、人を済度するかの修煉体験を分かち合った。

 苦難にいる同修を助けることにより、全体が向上する

 ある女性修煉者は、苦難にいる同修を助けた体験を発表した。常人の場合、「孤立無援の人がほんの僅かな支援でも得られれば、それは砂漠の中でオアシスに出会ったようだ」と言われる。修煉者にとって、大きな難関、特に生死の関門に直面した時、その人の天体範囲内、あるいはそれに対応する天体範囲内で実は、宇宙で正邪の大戦が起きていると彼女は言う。その時には、特に正義の力が必要で、そして、正義の力は法が源となる。同修としては、この時に法に基づき、難関に陥っている同修に正念を加持し、関門を突破することを助けることができれば、それはまるで雪中に炭を送るようなことである。また、「これは師父の弟子へのご加護のすべての中の一部分がこの空間で現れたのであり、その周りの弟子を通して、この世に現れた一部分だ」と彼女は悟っている。同時に、これも周りの弟子に良い修煉の機会が与えられ、全体を高める一つの課題が与えられたのだと発表した。

 彼女は全体から見て、私達が苦難にいる同修に全体が一つになって対応できるかどうか、法に基づいて全体的に交流して、支えることができるかどうかが、私達の目前に迫っている課題であると紹介した。そのようにすれば、すべての人がこの過程で修煉して向上することができ、またより豊かな包容力と慈悲心を修めることができる。また、同修の生死の大きな関門に直面した時になってからではなく、普段から、大事小事を問わず、目立つ人、目立たない人を問わず、一人の同修でも堕ちないようにすれば、円容不破な体制ができ、邪悪は私達の誰一人をも迫害することができなくなる。なぜなら、私たちは師父が求められた金剛不破の大法の修煉環境を作り上げれば、邪悪はこのような大法弟子たちに接蝕することすら恐れるに違いないと発表した。

 師と法を信じ、正念を持てば、修煉の道を妨げるものなし

 1996年に中国本土で修煉を始めた年配の大法弟子は、2001年に米国に移住してから、一時修煉を緩め、真相を伝えることと人を救うことを疎かにしていた。その結果、ある晩、静功を煉っていた時、頭を蜘蛛にかまれ、20カ所以上が腫れ、その痛みに耐えられなかったそうだ。その後、内に向けて探し、原因の所在を見つけると、痛みと腫れが奇跡的に消えた。その後、彼は積極的に真相を伝え、人を済度する活動に参加した。

 この年配の大法弟子は、自分が2004年にニューヨークのマンハッタンで真相を伝えた時の忘れ難い体験を話した。彼は中国領事館前で発正念をして、夜10時~午前6時を担当しました。どんなに悪天候でも、彼は決して休まず続けました。ある日、夜11時に発正念をした時、車で領事館を通りかかった2人のアメリカ人が彼らを見て、とても感動し、毛布を買ってくれたという。大晦日と元旦の夜、雪が10センチも積もっていても、彼は領事館前で発正念をしました。領事館の人も大法弟子を見て、敬服せざるを得なかった。

 マンハッタンからシアトルに戻ってから、彼は現地の真相伝え、人を済度するプロジェクトに参加し、また全世界の4回の発正念をとても重要視し、中断したことはないという。彼は「師と法を信じ、正念を持っていれば、修煉の道に妨げるものなし」を体得した。

 心を一つにすれば、その力は強大となる 

 他の州からシアトルに引っ越してきた同修も発表した。彼女は負けず嫌いで、何事も完璧を求める性格だった。ある時、プロジェクトを自分の立てた計画通りに実行せず、彼女は表面上では協力したが、内心では不満が溜まっていた。新しい環境に引っ越した後も、同じ困惑に陥っていた。それを打破するため、彼女は現地の同修達と毎朝法を学んだ。3カ月後、自分の問題点を見つけた。「3カ月の学法によって私は完璧を求める執着心、自分の意思に固執すること、融通がきかない問題点を見つけました。法を実証するプロジェクトの仕事をしても、自分が完璧だと思っていても、全体から見れば必ずしも完璧とは限らないと考えることができませんでした。自分が思った最高で完璧な状態が実現できない時、私はある種の自責と劣等感に陥ってしまう傾向がありました。しかし、修煉者の心は平静であるべきで、無為で、何も求めず、自然に委ねるのが本来のあるべき姿です」

 シアトルに根を下ろした後に彼女は、現地の大法弟子はそれぞれ次元が異なり、年齢が異なり、老若男女あり、そして、ほとんどの人が家で法を学んでいることに気づいた。学法チームは5、6人が集まってもお喋りではなく、一つの真の交流の場となっており、同修達の発言もとても落ち着いて、論理が明晰だった。また、「神韻」以外にも多くのプロジェクトが同時に進行し、大都会での大法弟子の責任を大いに果していると紹介した。

 彼女は2013年「神韻」シアトル公演で体得したことを話した。公演初日前に、現地の責任者は彼女に、あるメディア業界の要人が公演を見に来るので、公演後にぜひその人を引き止めて欲しいと言った。しかし、彼女は他の何人かの同修と一緒に探したが、その人を見つけることはできなかった。その晩は責任を果していないと自分を責めた。しかし翌日、同修の1人が意外にも会場でその人を見つけた。

 このメディアの要人は公演後、喜んで新唐人の取材を受け、自分の感想を述べた。彼は「神韻」を大いに称賛し、また中国共産党の妨害を厳しく非難した。彼は「中国共産党が神韻を妨害することは完全に無駄なことである」、また「神韻の公演から希望を感じ取った」と言った。この肯定的なフィードバックは新唐人、大紀元を通して、幾千幾万のメディアの視聴者達に真相が伝わった。

 このことを通して、この同修は「みんなの心が一つになった時、力がどんなに大きいか」と深く体得したそうだ

 当日の交流会は午後4時30分頃に終了した。法会に参加した法輪功修煉者は、この法会を通して多くの収穫が得られ、今後いっそう努力して、修煉の道をしっかりと歩み、もっと多くの人々に真相を伝えようと励まし合った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/11/2/-282100.html)
 
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