黒竜江省610弁公室 法輪功の転向ノルマを下す
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 【明慧日本2013年11月8日】黒竜江省610弁公室2011年、ジャムス市の610弁公室、政法委員会(610弁公室を直轄する組織)が各県の下級部門に対し、地元の法輪功修煉者をジャムス・五常・伊春・鶴崗・建三江などの洗脳班に監禁し、転向させるようノルマを下した。その結果が、各下級部門のリーダーへの成績考課として評価されるという。

 ジャムス市では警官が修煉者達に対して嫌がらせ・私財没収・連行・拘禁・尾行・監視・拷問などの迫害を強めていた。同年8月23日、そのうち劉桂芹さんら数人は、伊春洗脳班へ送り込まれ、肉体的かつ精神的に数々の迫害を加えられ、人権をさんざん蹂躙された。

 連行の当日、劉さんは通勤途中で白いワゴン車から下りて来た数人の警官に足を止められ、強引に車に引きずり込まれた。また、連行の路上でほかの黒い車に移し替えられたときに、罵倒されたり押さえ込まれたりして乱暴に扱われた。

 伊春洗脳班で、劉さんは犯人扱いされて立証撮影された後、ある部屋で転向を目的に先生と呼ばれる人に説得され、共産党理論を教え込まれた。洗脳班の主任は「言うことを聞けば、早めに釈放してやる」と劉さんを脅した。

 拘禁中、劉さんは23日間にわたって、法輪功を中傷するビデオや中国共産党を賛美する映像を見せるよう強制される日々となっていた。また、感想文や法輪功を放棄する声明文、法輪功を批判する文章を書かせ、数々の洗脳を目的とする卑劣な手段で劉さんの意志を破壊しようとしていた。

 その間、劉さんの夫は前進区の警察署へ行き、妻の釈放を求めた。しかし、警官は「妻の行方を尋ね続けると、お前も捕まるぞ」と威嚇した。さらに、劉さんの夫に1000元を手渡して、劉さんへの迫害を外界に漏らさないよう強要し、罪を隠蔽しようとした。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/11/4/282224.html)
 
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