【明慧日本2013年11月14日】甘粛省金昌市の法輪功修煉者・李徳香さん(女性)は今年8月28日、市公安局竜首支局の警官により不当に連行された。9月30日、李さんは金川区検察院に逮捕状が出され、再度、不当判決に直面している。
李さんは金昌市のごく普通の市民で、法輪功と出会う以前は、健康状態が悪く、喘息、胆嚢炎、軽度の半身不随を患っていた。それに、精神病の夫と幼い息子2人がいて、生活が大変苦しく、毎日、落ち着いて過すことができなかった。特に、夫の持病が再発したときは、昼夜にかかわらず外へ行ってしまうので、李さんは少しも気を緩めることができず、2人の子供の世話をしながら、夫の側から離れることができなかった。そのような状況で、李さんはやむを得ず、子供を夫の実家に1人、自分の実家に1人預けるしかなかった。
1995年、李さんは法輪功を学び始めた。李さんは法輪功を学んだことで人が生きていく意味が分かり、修煉によって持病が消え、軽やかな体を得た。持病が頻繁に再発する夫も再発期間が長くなり、毎日、何となく子供のように喜んでいた。
しかし、1999年7.20、中共(中国共産党)当局は法輪功に対する弾圧を開始した。李さんは法輪功への信条を堅持しているという理由で、14年来、中共当局に不当連行、家宅捜索、拘禁などの迫害を加えられた。
2000年3月24日、李さんは労働教養1年9カ月を宣告され、2004年12月16日には金川区裁判所に懲役5年の不当判決を宣告されたことがある。
今年8月28日、李さんは法輪功修煉者・段志虎さんと会った際、警官に尾行されたため、夜8時過ぎに警官に連行され、夫も一緒に連行された。その後、警官は夫を連れて李さんの自宅へ行き、家宅捜索を行い、いろいろな私財を没収した。翌日、警官は李さんの夫と次男を竜首公安支局に呼び出し、尋問をした。警官は2人に「お前の家によく来る人の名前は? パソコンは誰のものか? お前の家にプリンタがあるだろう、どこに置いてあるのか?」などと聞いた。
同日、段さんも連行され、9月30日に金川区検察院に逮捕状が出されたという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/10/26/142910.html)