新しい学習者「母と共に修煉し、苦しみから抜け出した」(一)
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文/中国の大法弟子        

 【明慧日本2013年11月15 日】私達は2011年9月から法輪大法の修煉の道を歩み始めました。母は法輪功の修煉者に「私に煉功を教えてください」とお願いしました。その時から、母の病気は再発したことがありません。私も母と一緒に法輪大法を修煉し始めました。

 一、共産党は残忍、母は強運

 私の故郷は東北地方です。母方の祖母と、祖父は文革前まで医学部の教授でしたが、海外留学から帰って来て、飛行機を降りたとたん、2人は中共当局に刑務所に収容されました。刑務所で離婚を強要されたそうです。祖母は迫害されて気が狂い、その後、モンゴル政府に迎えられ、心の優しい人のきめ細かい世話により、祖母はだんだんと正常に回復しました。祖母は刑務所で毒薬を注射され、しかも、一定の時間毎に何回も注射され、その後、頭がおかしくなりました。中国共産党は祖母に対して慢性中毒の薬を投与し、痕跡を残すことなく、卑劣な手口で殺人を行います。

 当局は祖父が海外に行ったことがあることを理由に、祖父の子孫まで全て銃殺刑にする計画でした。その時、母はまだ幼児で、一家が処刑場に連行された時、心の優しい人が「この子は孤児だ」と言って、人の群れから母を引っ張り出してくれました。こうして、母は家族の中で唯1人生き残った子供で、本当の孤児になってしまいました。それ以後、母はこの家からあの家へと、各家を転々とする生活が始まりました。

 母は本当に強運でした。継母は母を虐待して、まだ子供の母にまきを割らせ、洗濯をさせ、家事をさせました。東北地方がどんなに寒くても、母に暖房用具を使用させず、暖をとらせませんでした。継母は何度も母に夜の山に入らせて柴を運ばせました。山は家から遠く離れていたため、夜のうちに戻って来られません。冬の夜、外はとても寒く、一度母はうっかりしてオオカミの巣に潜り込みました。巣の中には10数匹のオカミの子がいて、母は1匹のオオカミを抱いて暖をとりました。外から2匹の親オオカミが入って来ました。目から緑の光を放しながら、母を見ていました。母がオオカミの子を抱いているのを見て、親オオカミは巣を出て外で一晩寝たそうです。またもう一度、母が夜の道を歩いていると、道の前方をオオカミの群れに遮られました。母は目を閉じ、両手で顔をしっかりと覆って、心の中で、「今回はこれでもう終わりだ、オオカミに食べられるに違いない」とつぶやきながら、死を待っていました。しかし、まったく物音がしないので、目を開けて見ると、オオカミの群は両側に分かれて、道の中央を開けてくれているではありませんか。母は勇気を出してオオカミの群の真ん中を歩いて通過しました。オオカミの群は母の後を追って、最後に母を村の入り口まで送ってから、方向を変えて、走って戻って行きました。

 二、親子は修煉を始め、苦しみから幸福へ

 母はどうしてこんなに強運なのでしょうか? それは今日、母が法を得るためだったのです。師父はずっと以前から今日まで、法を得る人たちを見守っていてくださったのです! 私達は2011年9月に法輪大法の修煉を始めました。その時、母は深刻な狭心症を患っており、医者に「もう治療ができないから、家に帰って天に任せましょう」と言われました。しかし、母が法輪功修煉者に「煉功を教えてください」とお願いしました。あの時から、母の病気は再発したことはありません。

 私は母を慕って修煉の道を歩み始めました。母の行く所に私は必ずついて行きます。生きるのも一緒、死ぬのも一緒だと思いました。私は若くても、修煉する前に狭心症、便秘、血糖値が高いなどの病気を患っていました。狭心症の発作があると、すぐに気を失って倒れ、歯を噛み締め、全身が硬直します。あるとき持病が再発し、  白血球だけが増え (光剩下白血球)、病状がさらに進むと白血病になるところでした  。医者は私を見て、「もう望みがない。もう駄目だ」と言って、ただ試しに注射をしただけでした。母は私を抱いてため息をつき、私は今回はもうだめだと思いました。母は私を一晩中抱いていました。翌朝、私は再び目が覚めました。私達は本当に運の強い母娘です!

 修煉後、私は自分の命を完全に大法に預けました。血糖値の高い患者は甘い食品を食べることはできませんが、私は恐れずに食べました。生きていけなければ、死んでもよいと思っていました。私の病気はいつの間にか知らないうちに治っていました。今になって分かったのですが、私は大法の修煉を始めてから、もうすでに生死を放下していたのです。

 法を学び始めたころ、私はいつも眠くて、両手に本を持ち、庭を歩きながら読みました。学法の妨害があっても、私は必ず読むように努めました。その後、もう眠くならなくなりました。農作業をする時も、師父の説法の録音を聞きながらしました。師父の説法はとてもユーモアがあり、私はいつも聞きながら笑ったりして、家族は何を笑っているのか不思議そうでした。

 私は煉功の時間になっても起きられませんでした。時間になったら、起きたくなくても、必ず起きると決めました。静功を煉る時、いくら痛くても最後まで歯を食いしばってやり遂げました。今は楽に起きられ、座禅もでき、すでに自然体となりました。私は法から認識することができましたが、静功を煉る時、妄想して心が静かでなければ、邪法を煉ることになります。頭に雑念が多く、平静になれない時、私は師父を呼び、「法は乾坤を正し、邪悪を全滅する」と念じます。すると、心はすぐに落ち着いてきます。私は現在、法を学ぶことも、煉功することも、正念を発することも、すべて衆生を救う作用があると、法理からよく理解することができます。

 時には大法を疑う考えが出てきますが、その時には直ちにその考えを滅します。私は師父と大法だけを信じます。それを妨害する者がいれば、その者を滅します。私はいつも正念をもって自分を制御でき、その後、面と向かって真相資料を配っても、少しも恐れることはなく、自然体となりました。

 (続く)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/10/27/281811.html)
 
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