吉林省:法輪功修煉者が不当連行 弁護士とも面会禁止
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 【明慧日本2013年11月16日】吉林省吉林市の法輪功修煉者・包文菊さん(男性)は先月18日、地元の警官に洗脳班まで不当に連行された。その後、留置場に拘留された。警官らは包さんに対して不法起訴・判決を下すと考えられる。現在、包さんの弁護士は包さんと面会もできないという。 

 先月17日夜~18日の午前まで、吉林市公安局・国保(国家安全保衛)支隊および船営区、昌邑区、豊満区、竜潭区の公安支局の国保大隊、各派出所の警官らは法輪功修煉者に対して大規模な不当連行を行った。その結果、40人あまりの修煉者が連行された。その中には、船営区北極街道の包さんと姪・敖(ごう)翠翠さんも含まれる。

 18日午前、包さんとさんは外出した際、警官に不当に連行された。そして、法輪功の関連書籍、パソコン、MP5プレーヤー、受信アンテナおよびすべての衛星設備、現金などを没収された。

 警官らは2人を船営区致和派出所に移送した。当日夜、敖さんは吉林市留置場に送られて10数日間拘留された。包さんは同市沙河子洗脳班に送られた。その後、吉林市留置場に拘留された。 

 11月7日午後3時頃、包さんの弁護士は留置場を訪ね、面会を要求したが、市の公安局国保支隊により面会は禁じられているという理由で拒否された。弁護士が違法行為を指摘したが何の返答もなかった。

 昨年12月21日、包さんは内モンゴル敖漢旗(ごうかんき)烏蘭郷黄花甸子村で住民にアンテナを設置した時、地元の国保大隊の警官に不当連行され、敖漢旗留置場に49日間拘束された。

 情報筋によると、今回の不当連行は吉林市委員会、吉林市および船営区610弁公室の関係者らが画策したものだという。

 
(中国語:http://big5.minghui.org/mh/articles/2013/11/10/282481.html)
 
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