遼寧省:法輪功修煉者が不当連行 家族と弁護士も尾行される
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 【明慧日本2013年11月16日】遼寧省盤錦市の法輪功修煉者・馮秀梅さん(女性)は8月21日、不当に連行されて市留置場に3カ月間拘禁された。県国保(国家安全保衛)大隊の関係者は「馮さんの家族と弁護士を尾行しろ」と指示を下したという。

 今月1日、馮さんの家族と弁護士・張科科さんは地元の国保大隊を訪ね、馮さんの無罪解放を要求し、案件の取り消しを求めて法律意見書を提出した。しかし、隊長と担当者は案件はすでに検察庁に提出したという理由でなすりつけ、強制的に張さんの証明書情報を記録した。

 馮さんの家族と張さんは検察庁から出ると、5~7人に尾行されていることに気付いた。大窪から盤山駅まで、ホテルのトイレ、バスターミナルなどでも尾行された。

 張弁護士と馮さんの家族は、また検察庁に問い合わせに行ったが、「地元の事件は地元の派出所で処理される」と言われた。しかし、家族は何度も地元の派出所へ行ったが、ごまかされて国保大隊に行かされた。

 馮さんは法輪功を学んでから心身共に元気になり、性格も温和になった。熱心に周りの人に手伝い、高い評判を得た。

 8月21日、地元派出所の警官は馮さんの自宅に不法に押し入り、馮さんを連行した。そのほか、パソコン、電話、現金約1万元(約15万円相当)、通帳、給与カード、身分証明書などを没収した。

 馮さんは拘束されてから3カ月が経過し、迫害と脅迫を受けて心臓病の病状が現れたという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/11/11/282510.html)
 
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