山西省の裁判所 偽造証拠で無実の被告人に不正裁判
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 【明慧日本2013年11月20日】山西省の文水県裁判所は今月12日午前10時頃、青島市の法輪功修煉者・喬建軍さん(30代)に対して三審を行った。弁護士は、裁判のたびに枷をかけられている喬さんの人権を守るよう訴え、法廷で被告人に枷をかけることは法律に違反していると、裁判所のやり方を非難した。

 また、弁護士は「被告人が神韻公演を収録したDVDを持っていたことは罪にはならない」と主張した。さらに、警官の指すいわゆる罪の証拠である写真と証人は、実物の提示も本人の出廷もないため、それらは証拠にはならないと指摘した。

 一方、喬さんは犯罪を犯していない人身への検察庁の告訴をすべて認めないと指摘し、無罪解放を求めた。最後に、裁判中の議事録への署名を拒否した。

 昨年7月15日、喬さんは文水県で不当に連行された。その後、検察庁は神韻公演DVDを持っていたことを理由に喬さんを起訴し、懲役10年の重刑判決を下すよう企てた。そして4カ月後、喬さんは懲役3年の不当判決を宣告された。しかし、それを不服とする検察庁側は、喬さんに懲役7年の求刑のために二審を申し出た。

 喬さんの父親は先月28日、文水県の司法部門で法輪功迫害の真相を伝え、息子の無罪を説得したが、警官に身柄を不当に拘束された。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/11/16/282751.html)
 
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