吉林省:兄弟が中共に迫害され一家に苦難
【明慧2013年11月21日】吉林省新華区の法輪功修煉者・李徳祥さん(51)は先月17日、兄弟の徳全さんと共に、不当に連行された。同日、外から戻ってきた妻も、自宅で見張っていた警官に連行された。
李さんの妻は昌邑区新華派出所で身柄を拘束され、「社会秩序を破壊した」という根拠のない罪を着せられたが、翌日、解放された。
徳祥さんは1998年に車事故に遭ってから、失明や骨折の障害で農家の仕事はもとより、自立生活もできなくなった。また、徳全さんは酒によるアルコール中毒で深刻な胃病を患い、仕事に支障を来たしたうえ、ギャンブルやタバコ、酒などの多種の悪習を持ち、日頃から妻に対して暴力を振るっていた。
その後、李さん兄弟は法輪功の修煉を始めた。徳全さんは、長年の悪習から解放され、徳祥さんは健康な身体を手に入れた。2人の人柄も大きく変わり、謙虚、善良、誠実、温厚になり、思いやりをもち、他人の事を優先に考えるなどして、家族と仲良く暮らしていた。
2008年4月頃、兄弟は中共の法輪功への弾圧政策の下、連行された。さらに、懲役4年の不当判決を受けた徳祥さんは石嶺刑務所へ、3年の不当判決を受けた徳全さんは公主嶺刑務所へ移送された。李さん兄弟は拘禁中、暴行や洗脳、辛い労働を強いられ、壮絶な迫害を受けていた。
そして今回、兄弟2人は再び連行され、拘禁されたが、それ以前も、地元の610弁公室の警官らにより嫌がらせや脅迫などを加えられてきたという。
李さん兄弟は、一家の柱で、81歳の母親や5歳の子供、妻を扶養していたが、2人が連行されてから、一家は皆、苦境に陥っているという。