山西省:県裁判所 女性法輪功修煉者に不正裁判
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 【明慧日本2013年11月29日】山西省交城(こうじょう)県の裁判所は今月19日、法輪功修煉者・遊麗琴さん(51)に対して不正裁判を開廷した。被告人・遊さんは「法輪功を信仰することや法輪功の無実を伝えることは法に背くところはない」と強調し、無罪解放を訴えた。しかし、検察は「お前がこのような態度を取るなら、判決に悪い影響を来たすぞ」と脅した。

 法廷で、北京の正義ある弁護士は、遊さんが裁判前に不当拘禁を受け続けた状況、家族が彼女のために陳情したが何の対応もなかったことなどを指摘し、何ら罪を犯していない遊さんの正当性を訴え、解放を求めた。

 また、「法輪功は一種の信仰であり、精神面の支柱でもあり、邪教ではない。中国の法律にも法輪功の信仰を禁止するとは書かれておらず、修煉者の宣伝資料の配布は信仰上の自然な活動であり、憲法でも言論の自由が守られている。以上の事由をもって、事実と証拠及び法律に照らしても、遊さんは無罪であり、検察は即時に公訴を取り下げ、このような罪のない人を即時に解放すべきだ」と弁護士は述べた。

 裁判長は、偽の証拠を元に裁判を行ったため、傍聴に来た20数人の家族や友人を恐れ、正義ある弁護士の弁護の前で、返答に困った挙句に裁判を続けられなくなり「二審へ送る」と宣告し、早々に閉廷した。

 遊さんは法輪功の「真・善・忍」の教えにしたがって、良い人を目指していたが、法輪功を学び続けているという理由で、太原市新店女子労働教養所まで不当に連行された。そして1年6カ月間、睡眠のはく奪、拷問、監視、暴行などの迫害を加えられた。

 1月29日、遊さんは家から10キロ以上も離れた寨子村へ行き、法輪功の資料を配布していた。そのことを理由に警官に逮捕され、それ以来、不当に拘禁され続けている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/11/23/283015.html)
 
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