湖北省:迫害された一家4世代が離散
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 【明慧日本2013年12月1日】湖北省武穴市の農民工(農村からの臨時就労者)・李華鋒さん(26)は、今年8月に吉林省長春市でアルバイトをしていた時、浙江省松陽県の警官に不当に連行された。李さんの母と祖父(80代)は松陽県を訪ね、李さんとの面会を要求したが、警官は李さんが動物のように木製のハコに閉じこめられた写真を見せた。

 松陽県で尾行された

 李さんは、武穴市梅川鎮の出身である。父の李啓国さんが法輪功を修煉してから病気が完治したことに感銘し、昨年から修煉し始めた。

 李さんは松陽県で出稼ぎをした時、法輪功が迫害されている実態を伝えたため、地元の警官に尾行された。今年7月27日、警官は李さんの貸家の捜査を不法に行った。李さんは情報を聞いて逃げ出したが、警官は李さんの親戚3人を不当に連行し、夜中まで取り調べた。

 警官は李さんの妻を騙した

 8月29日、松陽県の警官は長春市に行き、地元の警官と李さんを強制的に連行し、松陽県に移送した。

 さらに松陽県610弁公室および国保(国家安全保衛)大隊の警官は李さんの妻を脅迫し、卑劣な手段で李さんへの誹謗中傷をさせ、偽の証言をねつ造した。10月15日、李さんは不当に逮捕された。

 四世代の家族は離散に

 李さんが不当に連行されてからすでに3カ月が経った。李さんの母は、李さんの3人の幼い子供と祖父を連れて松陽県を訪ねた。李さんとの面会を要求したが、同意するどころか李さんが木製のハコに閉じこめられている写真を見せられた。李さんの家族は涙を流しながら面会を何度申し込んでも拒否された。

 李さんの父・李啓国さん(50代)は数回にわたり不当に連行され、迫害を受けた。2000年10月に数カ月拘禁され、2003年に武穴洗脳班で数カ月迫害され、路頭に迷う生活を余儀なくされた。2008年8月頃、再び強制連行され、懲役3年の不当判決を言い渡された。2011年にようやく家に戻されたが、残酷な迫害により何度も危篤に陥り労働力を失った。

 李さんの妻は温州の警官に騙され家出をした。李さんの祖父は孫のことが心配で寝たきりの生活になってしまった。李さんの母は1人で3人の孫の面倒を見ている。

  (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/11/24/283079.html)
 
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