黒竜江省:心臓病完治の法輪功修煉者 6度目の不当連行(写真)
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 【明慧日本2013年12月5日】黒竜江省鶴崗(かくこう)市南山区の法輪功修煉者・任秀雲さん(40代女性)は法輪功を学んでいるという理由で、中共(中国共産党)当局にかつて5回、不当に連行されて拘禁されたことがある。今年9月6日、6度目の不当連行に遭い、洗脳班に勾留された。

 任さんは10数年前、重度の心臓病を患い、怒ったり、驚いたり、ショックを受けたりすると、すぐに心臓発作を起こしていた。さらに、任さんは神経痛を患っており、発作が起きると全身が動かなくなり、また関節炎も患い、夏でも厚着状態だった。

 しかし、任さんは幸いにも法輪功と出会い学び始めた。任さんは法輪功の「真・善・忍」の教えに従って己を律し、道徳心を向上させ、知らないうちに患っていた病気も消えて体が軽やかになり、心身共に健康を取り戻した。家庭では良妻賢母・良い嫁であり、アルバイト先では仕事をまじめにやり、「寛容・善良・勤労な人だ」と周りの人から評価され、信頼された。

 しかし、1999年7.20、中共当局は法輪功に対する弾圧を開始した。2000年1月5日、任さんは自らの体験によって「法輪功が濡れ衣を着せられている」ことを証明するため、北京へ行って政府に説明しようとしたが、陳情するところもなく、地元に帰った。その後、地元の公安支局の警官は任さんを不当に連行し、鶴崗市留置場に10日間勾留した。解放から3日後、任さんは再び警官に連行されて麓林山留置場に3日間勾留された。

 2001年6月15日、任さんは麓林山派出所の警官に再々連行された。派出所で任さんは、水を入れて凍らせたペットボトルで夜中3時まで警官に殴られたり、蹴られたりした。そのため、顔が腫れ上がり、頭部も負傷した。

 翌日、任さんは市第二留置場に移送された。留置場で拷問された任さんは血尿になり、生理が止まらなくなって、全身が腫れた。任さんは迫害に抗議するため断食をしたが、警官に塩をたくさん入れたものを灌食され、意識不明に陥った。灌食のとき、警官は乱暴にチューブを挿入したため、任さんの口や鼻が傷だらけになった。しかし、警官はチューブを挿入したまま長時間放置し、任さんを苦しめた。

酷刑演示:野蛮灌食
拷問の実演:灌食

 その後、任さんは労働教養3年を宣告され、ジャムス労働教養所に拘禁された。

 教養所の作業場で任さんは奴隷のような労働を強要された。毎日、長時間労働で作業場は寒く、任さんの足はパンパンに腫れて、1年余り両足の痛みで寝られない日々を過した。教養所の警官は任さんに法輪功の修煉を放棄するように強要した。任さんはそれに従わなかったため、片腕を肩から背中に、もう片方の腕を腰から背中に回して手錠をかけられ、蹴られた。

 2005年9月、紅軍派出所の警官は、任さんを連行してジャムス労働教養所に収容し、1年間拘禁した。

 2007年12月、5度目の不当連行に遭った任さんは、工農公安支局の警官に市第二留置場に拘禁された。

 今年9月6日朝7時半頃、任さんは自宅で家事をしていたとき、警官4人に不法に家に押し入られ、連行されて洗脳班に拘禁された。

 洗脳班で任さんは、警官に暴力を振るわれて「転向」を強要された。警官らはいつも、任さんを蹴ったり殴ったりし、2度、スタンガンを使って、任さんの腕や胸などに電気ショックを加えた。

 9月30日、任さんは洗脳班から解放されたという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/10/25/281709.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/11/20/143319.html)
 
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