任さんは10数年前、重度の心臓病を患い、怒ったり、驚いたり、ショックを受けたりすると、すぐに心臓発作を起こしていた。さらに、任さんは神経痛を患っており、発作が起きると全身が動かなくなり、また関節炎も患い、夏でも厚着状態だった。
しかし、任さんは幸いにも法輪功と出会い学び始めた。任さんは法輪功の「真・善・忍」の教えに従って己を律し、道徳心を向上させ、知らないうちに患っていた病気も消えて体が軽やかになり、心身共に健康を取り戻した。家庭では良妻賢母・良い嫁であり、アルバイト先では仕事をまじめにやり、「寛容・善良・勤労な人だ」と周りの人から評価され、信頼された。
しかし、1999年7.20、中共当局は法輪功に対する弾圧を開始した。2000年1月5日、任さんは自らの体験によって「法輪功が濡れ衣を着せられている」ことを証明するため、北京へ行って政府に説明しようとしたが、陳情するところもなく、地元に帰った。その後、地元の公安支局の警官は任さんを不当に連行し、鶴崗市留置場に10日間勾留した。解放から3日後、任さんは再び警官に連行されて麓林山留置場に3日間勾留された。
2001年6月15日、任さんは麓林山派出所の警官に再々連行された。派出所で任さんは、水を入れて凍らせたペットボトルで夜中3時まで警官に殴られたり、蹴られたりした。そのため、顔が腫れ上がり、頭部も負傷した。
翌日、任さんは市第二留置場に移送された。留置場で拷問された任さんは血尿になり、生理が止まらなくなって、全身が腫れた。任さんは迫害に抗議するため断食をしたが、警官に塩をたくさん入れたものを灌食され、意識不明に陥った。灌食のとき、警官は乱暴にチューブを挿入したため、任さんの口や鼻が傷だらけになった。しかし、警官はチューブを挿入したまま長時間放置し、任さんを苦しめた。
拷問の実演:灌食 |