明慧法会|一層一層殻を破り、一歩一歩昇華する(二)
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青年大法弟子の修煉の道

文/中国・重慶地区の大法小弟子 

 【明慧日本2013年12月14日】

 二、真相を伝え、縁のある人を済度する

 真相伝えのことを言うと、私は他の大法弟子と比べて、まだ差が大きく開いています。小さい時はとても積極的で、無邪気に他の人の前で真相を伝え、他の人もとても喜んで三退するだけでなく、私のことをお利口さんと褒めてくれました。

 中学生の時、先生は私達のクラス全員に共青団団員の選出を投票させました。上位5人は必ず入団しなければなりませんでした。私は近くの学友に私を選ばないでくださいと頼み、また机に伏せて発正念をし、師父に助けをお願いしました。得票の結果がでました。私は第6位で、第5位の人より1票だけ少なかったのです。入団式を行うその日、多くの学友はみんな今入団するのは形だけに過ぎないと言いました。私は回りの2人の学友に対して、「今共産党を信じる人は一体何人いるでしょう」と言いました。2人の学友もとても賛成してくれました。私はその機会を利用して、彼女たちに三退を勧めました。2人ともとても喜んで同意してくれました。もう2人、ポッチャリな子と、背の高い子がいました。この2人も、私が話すとすぐ三退しました。ポッチャリの子は小さいときから私と一緒に遊ぶのが好きで、彼は頭が少し良くありませんが、元神は馬鹿ではありません。私が言ったことはなんでも信じると言いました。背の高い子の両親は壁を乗り越える(訳者注:当局のネット封鎖を突破する)ソフトウェアがあるので、彼女はたくさんのことを知っており、とてもあっさりと三退を承諾しました。

 高一の冬休み、私は幼馴染の女の子であるニューちゃんと一緒に補習クラスに行きました。昼ごろ、私たちは借りた部屋で休んでいました。ニューちゃんはとても明るく率直な性格で、私の単純な性格が好きでした。私たちはよく少年時代の事を雑談しました。ある時、ニューちゃんは私がある男子学徒にいじめられているのに、1年半黙って怒りをこらえたことを言い出しました。ニューちゃんはとても怒って、私があまりにも気が弱い、もし、それが自分だったら、両親がきっと学校に文句を言いに行っていたと言いました。

 私はついでに彼女に私の両親のことを話しました。私の祖母は文革の時、農村に追放され、父は小さいときから母乳を飲むことができず、またいつもおいしい物を家族に譲るため、体は痩せて弱かったのでした。ちょうど母と結婚した時、B型肝炎を患っていることが判明し、病院に7年通いました。子供も作ることができませんでした。ここから私達は中国共産党の毎回の政治運動の話を始めました。ニューちゃんは中国共産党は確かに悪すぎると言いました。私は話題を変え、彼女に「あなたはそれから私がどうして生まれたか知っていますか?」と聞きました。彼女は頭を振りました。私は彼女に「父は法輪功を半年煉功して、B型肝炎が奇跡的に治り、その後、母が妊娠しました。だから大法が私に生命を授けてくださったのです」と言いました。

 当然、ニューちゃんは私に、中国共産党が飛ばしたデマについて聞きました。私はそれに応じて、大法が伝えだされてから、修煉者が生きたまま臓器を摘出されていることまで話しました。彼女の顔は驚きの表情でいっぱいでした。彼女はまた私に進化論、無神論などの質問もしました。私はすべて彼女が理解できる科学的な角度から説明しました。最後にニューちゃんは自発的に「共産党から退くことができますか? 退かなければ、心の中は不安です」と言いました。私は彼女にネット上で三退することができると教えると、彼女はきっぱり承諾しました。

 高一の夏休み、私はある先生の家で美術を学んでいました。莫という中二の女の子は進んで私と話をしてきました。彼女は私が童顔で、可愛いと褒めてくれました。私は彼女と雑談している中で、彼女が比較的孤独な女の子だと気付きました。彼女は家族といっしょにいることが好きでなく、その他の学友との関係も親密ではありませんでした。莫ちゃんは何でもつまらないと思い、自殺したいとも考えていました。私達がそれぞれの歴史の先生のことを話した時、中国共産党が覆い隠したたくさんの史実を言いました。私は直接大法の真相を言うかどうか迷っていました。しかし、衆生がすべて法のために来たのだと思い、今言わなければ、いつ言うのかと思って、単刀直入に彼女に言いました。「あなたに一つの真相を教えます。法輪功は無実です」。すると、彼女は紙幣に「天は中国共産党を滅亡する」と書かれていると言いました。

 私は彼女に「この言葉には原因があり、私はあなたにその因果関係を教えることができる」と言いました。彼女は理解力がとても良くて、まだ私が細かく説明を終えないうちに、彼女は一つ、また一つと質問をしてきました。私はすべて答えました。莫ちゃんは多くの伝統教育を受けていて、「天は中国共産党を滅亡する」ことについても理解することができ、大法は素晴らしいとも受け入れてくれました。私は彼女にいくつかの真相資料を渡し、帰ってから読んでほしいと言いました。

 翌日、莫ちゃんは少年先鋒隊を脱退したいと言い、「正しいことは永遠に間違いがなく、真実は永遠に真実です。人は為して、天は見ている。私は自分の選択を信じています」と言いました。彼女は私の電話番号がほしいと言いました。もし彼女の学友が真相資料を必要とすれば、私に連絡すると言いました。同時に自分にも徳を積みたいと言いました。彼女は私の単純さが好きだと言って、自分も信仰を持ちたい、来世も私にあうことを望んでいると言いました。私は彼女の童心に笑わせられました。

 一つの生命が済度を得た時に、分かる一面はどんなにうれしいでしょうか!

 三、次々とこの世にきて 共に精進する

 私の中学校の最も良い友達は蓮ちゃんでした。私が彼女に真相を言った後に、彼女はきわめて慎重に仮名を作って、少年先鋒隊から脱退しました。その後、私たち2人は非常に親密になりました。

 蓮ちゃんは自己顕示をしたがり、極端に走りやすい性格でした。しかし、彼女はとても正直で率直な女の子でした。感情的な問題を抱えて、彼女はしばらくの間、よく1人で隅っこでヒステリックに泣きました。気持ちが落ち込んでいる時、私に八つ当たりもしました。最初私は情に縛られ、とてもつらい思いをしましたが、しかし、学法を通して、私は自分の次元を高め、違う態度で彼女に対応するようになりました。私は中国の正統的な文化を使って彼女を諭し、昔の物語で彼女の疑問を解こうとしました。しかし、蓮ちゃんの情緒は依然として不安定で、そのため、私は彼女に多くの時間を費やして、よく彼女に付き添っていました。その結果、両親、先生と学友たちの誤解を招きました。

 両親は効果のない事に気をかけすぎると言い、先生は私が学習を遅らせたと感じ、学友は私がとてもおかしいと思っていました。私はやはり自分の考えを堅持して、彼女に対して責任を果たしたいと思いました。蓮ちゃんは次第に大きく変わりました。彼女はもっと高い視点で問題を考えるようになりました。

 恐らく旧勢力には蓮ちゃんが修煉したいという兆候が見えたのでしょう。彼らは狂気のように妨害し始めました。蓮ちゃんはまた、突然男子生徒に感情を抱くようになり、本来彼女に優しくない家族も、今、急にすべて参与してきました。彼女の両親は彼女の一挙一動を監視し、もともと仲の良い兄弟達も彼女に冷たい言葉を連発し、あの男子生徒の彼女さえ蓮ちゃんを刺激するようにおだてました。すべて彼女の最も弱い所を直撃しました。蓮ちゃんは崩壊寸前でした。

 私は内に向かって探し始めました。私の衆生がこのような事に会っていることは、きっと私に問題があると思いました。私はたくさんの執着心を掘り出して、その上いくつかの微妙な記憶を感知しました。蓮ちゃんは私とかつて一緒に転生して、お互いに離れず、見捨てず、この千載一遇の宇宙の大法が洪伝される際に、私達は次々とこの世に来て、共に主佛に対する誓約を果たそうとしました。「縁あって悟ることのできる人がいれば、相継いでやって来て、道に入り法を得ます。正邪を識別して、真の経を得て、その身を軽くし、その智慧を豊かにし、その心を充たして、法船に乗って悠々としています。善きかな! 力を奮って精進し、圓満成就に至るのです」[5]

 私は彼女にいくつかの大法の法理を伝え、時には私が悟ったものも話し、次第に彼女の心は穏やかになりました。しばらくしてから、蓮ちゃんは感情の牢獄を出てきました。彼女は何か考えごとがあったかのように「あなたはきっと多くの人を変えたでしょう。少なくともあなたは私を変えました」と言いました。私は「私は私自身を変えることしかできません。本当にあなたを変えるのは大法です」と答えました。

 2011年5月13日、蓮ちゃんは正式に大法修煉を始めました。彼女の根基はとても良くて、最初から法輪、機制、功柱が見えました。蓮ちゃんは昼休みに机に伏せて法を聞いていたので、他の人は彼女が寝ていると思っていましたが、実は師父が蓮ちゃんを別の空間に入らせ、映画を見るように彼女に説法をされていました。蓮ちゃんはMP4プレーヤーに大法の録音を入れましたが、その中には彼女がかつて夢中になったものも入っていました。私が彼女に大法の純粋さを保たなければならないと教えると、彼女はただちに他の物をすべて削除しました。彼女は「観念とは何でしょうか? 正念の前に観念は何ものでもありません!」と言いました。私は彼女の言動から自分の不足が見えました。私が精進しない時、蓮ちゃんとよく切磋琢磨しました。

 それから私達は違う学校に行きましたが、私達はお互いに指摘すること、共に精進することを忘れたことはありません。

 私が生まれたのは遅かったのですが、幸運にも法を正す時期に間に合いました。私はきっと精進して、私の誓約を果たすようにいたします。

 合掌 

 (完)

 (明慧ネット第10回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 

注:
[5] 李洪志先生の著作 『精進要旨』「悟」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/11/13/282013.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/12/9/143553.html)
 
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