フィンランド:世界人権デーに際し、法輪功迫害に反対する活動が行われる(写真)
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 【明慧日本2013年12月17日】フィンランドの法輪功修煉者は今月10日、世界人権デーに際して、フィンランド北部最大の都市・ロヴァニエミ市の中心で、14年間にも及ぶ中共(中国共産党)当局による残酷な法輪功迫害と、生体臓器狩りに抗議するため反迫害の活動を行った。

迫害反対の署名用紙にサインする通行人ら

 北極圏のすぐ近くに位置するロヴァニエミ市は午後2時になると、暗くなりはじめ、気温も-30°まで下がるが、地元で行われる森林週祭りで賑わう市中心部は、観光客と見物人で溢れていた。多くの通行人が法輪功修煉者からチラシを受け取り、法輪功の真相を知ろうとした。すでに迫害のことを知っていた地元市民は、迷わず署名協力の呼びかけに応じた。

 ある女性は署名後「なぜこのような署名活動を継続して行っているのですか?」と質問した。現地の法輪功修煉者・史文博さんは「私と妻は中国で監禁・拷問を受けたことがあり、母方の伯父夫婦もいまだに刑務所に拘禁されています」と答えた。これを聞いた女性は「酷すぎます! このような政府は存在すべきではありません」と憤り「活動を続けるよう頑張ってください」と史さん達を励ました。

 また、現地の法輪功修煉者・金昭宇さんと金昭桓さん兄弟の母親・陳真萍さんも、法輪功を修煉しているという理由で、2008年、秘密裏に不当裁判を開廷され、懲役8年の実刑判決を宣告された。現在でも河南省新郷(しんごう)市女子刑務所に拘禁されている。金兄弟も世界人権デーに際して、多くの人がこの迫害に関心を持ち、中国で監禁されている法輪功修煉者を助け、皆と一緒に中共が法輪功修煉者に対して行っている臓器狩りの暴挙を食い止めたいと願っているという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/12/12/283864.html)
 
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