山東省: 法輪功修煉者 囚人服の着用を拒否したという理由で警官に殴打される
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 【明慧日本2013年12月19日】山東省青島市中国共産党(中共)当局は、100人余りの警官を動員し、2013年5月2日に法輪功修煉者・陸雪琴さん、劉秀貞さん、楊乃健さん、袁紹華さん、崔魯甯さん、李浩さんなどの家で家宅捜査を行い、彼らの身柄を拘束した。修煉者たちは中国共産党から受けた拷問を暴くため、拷問の様子を実演して撮影したという理由で不当に迫害された。

 青島城陽区西女姑山村の法輪功修煉者・楊乃健さんは2013年5月2日に連行されて以降、繰り返し自白を強要され、拷問されたため、何度か危篤状態になった。警官らは順番に暴力を振るい、楊さんを脅迫して根拠の無い罪名を着せ、上司の前で自分の手柄にしようと企んだ。最近、城陽区の留置場で楊さんは再び警官らに殴打された。

楊乃健さん

 2013年10月8日午前、楊さんは囚人服を着ることを拒否したという理由で、留置場の警官・王丕永に皆の前で殴打され、顔が腫れただけでなく、口からも出血した。

 10月8日の夜5時10分頃、楊さんは非常に気分が悪く感じて、医者に血圧と心臓を診てもらいたいと要求した。5時20分頃、医者は高血圧と心臓病と診断した。その後、楊さんは頭痛とめまいが更に悪化し、7時頃になっても、頭痛や目まい、吐き気、足の痛みが続いた。

 10月9日になっても、楊さんはずっと頭痛や目まい、吐き気、心臓や背中の痛みが続いた。

 10月11日の午前10時頃、警官の王丕永はもう一度楊さんを脅迫しようと思い、「囚人服を着るとメンツが立たないのか。お前のメンツが立たなくても、着なければならない」と言った。

 下記は楊乃健さんの手記である。

 私は楊乃健です。法輪大法を修煉してもうすぐ13年になります。師父(法輪功創始者)に従って善良な人になり、他人の立場に立って考えるようになりました。私は師父と大法の理に従い、だんだん良くなり、極端なことはしなくなりました。

 2013年10月8日の午前8時35分から9時にかけて、私は囚人服の着用を拒否しました。私は犯罪者ではなく、真・善・忍に従い修煉する人間です。城陽区にある留置場の警官・王丕永に皆の前で殴打され、首と顔が腫れただけでなく、口から血も出ました。殴打される中で、このままどれ程虐待されるか分かりませんでしたが、幸いにその時、もう1人の警官に制止され、悲惨なことは起こりませんでした。

 ただ囚人服を着用しないという理由で、警官から残酷なことをされました。まだどれほどの法輪功修煉者が非人道的な迫害を受けるのでしょうか。もし私が危篤状態に陥ったら、決して自分自身がそうなることはないので、警官らに迫害されたということです。

 神様は悪人を見逃すのでしょうか。世の中においても、私の親戚と親友、同修らは悪人を見逃さないと思っています。必ず悪人は逮捕され法律に照らして処罰されます。人の世にも正しい道理はあります。警官が悪報に遭うことは法輪功修煉者の望むことではありません。しかし、善悪の天理から、誰が逃れられるでしょうか。破滅の寸前に心を入れ替えてほしいです。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/11/26/283171.html)
 
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