明慧法会|修煉に励む「80後(バーリンホゥ)」夫婦(二)
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2013年12月20日】(前の文へ

 難関を突破する

 言うのも恥ずかしいのですが、私がようやく両足を組めるようになったのは、2012年からです。私の足は小さい時からとても硬くて、片足を組む時に上の足は高く上がっています。他の同修に「あなたの足を見れば、容易に両足は組めないようですね」と言われたことがあったため、私はずっと安心して片足を組んでいました。しかし、2012年初め頃、今後着実に修煉しようと決心したのに、足も組めないなんてと思いました。努力して、2012年10月に両足を組んで30分座れるようになり、今、煉功時間が足りない場合を除いて、ほとんどの時にちゃんと1時間組めます。私は毎朝寝坊をするため、長年世界統一の早朝3時50分の煉功に参加していませんし、ここ数年、腕が痛いという理由で動功をする時に第二功法はやらないで避けていました。最近、ようやく朝3時50分に起きられるようになって、ほとんどの朝は煉功でき、第二功法もちゃんとやっています。とても早く、第二功法で腕を上げる時に痛くなくなりました。夫は以前2時間以上両足を組めましたが、近年、足を2回怪我をしたこともあって、修煉を怠った時から、せいぜい1時間しか組めなくなりました。私の進歩を見た後、彼も奮起して、最近は1時間半組めるようになりました。

 以前、同修たちが経験した天目が見えることや他の功能を、私の体は一度も経験したことがありません。きっと自分の体は敏感ではないので、何も感じられないのだと思っていました。しかし、煉功に励むようになって以来、私も少しずつ身をもって功能を経験しました。例えば、ある日、第二功法をやって禅定に入った時、1人の宇宙人が私の空間場に入ったのを見ました。座禅の時、強いエネルギーが身体の外で螺旋状に上へ伸びるのが時々見えます。よく体が上へ引っ張られる感じもします。入定する時、大洪水を見たこともあります。また、元神が宇宙に飛んで、上空から地球を見下ろすこともありました。法を得た当初、これらの功能が欲しいと思ったのですが、今はその執着心がなくなったら、かえって功能が現れました。師父は『シドニー法会での説法』に説かれた「しかし常人を超えるものなら、放棄して初めて得られるのです。これは何と言うのでしょうか? 求めずに自ずから得ると言うのです」の通りです。

 夫はよく他の空間を遊覧する夢を見ます。私は今までそのような夢を一回しか見たことがなく、それは両足を組んで30分続けられるようになった頃です。夢に見えたとても美しい山はすべて空中に浮いているため、飛んでいかなければなりません。しかし足元の断崖を見て、私は恐れていました。その時、師父の声が聞こえて、「あなたは蕭さんにもこの世界に来て欲しいですか」と私に聞かれました。私は一瞬ぽかんとして、すぐさま恥ずかしくなりました。蕭さんは会社の同僚で、仕事上よく私をからかうので、一時、彼をとても恨みました。蕭さんも私が済度すべき命なので、大法弟子として私が彼を恨んでどうするのですか? あれから、誰に対しても先入観を抱かずに優しい心を持つことを、私は覚えました。

 以前、法の勉強をかなり怠っていたので、言うのも恥ずかしいです。両足が1時間組めるようになってから、学法においても真に着実に向上しないといけないと思いました。そこで、私は師父の経文を揃えて、『轉法輪』と経文を同時進行で読んでいます。こうして半年あまりの時間をかけて、経文を一通り読み終えました。現在、2周目を読んでいます。

 経文で師父は何度も『轉法輪』の暗記に言及されているので、私も暗記のことを考え始めました。いろいろ考えて、毎日少なくとも一つの段落を暗記しようと目標を決めました。1日に1ページを暗記しても300日以上もかかるのに、1日に一つの段落だけだったら、いつまで全部暗記できるのかという焦りもありましたが、とりあえず始めましょう! 今はもう第三講に入り、法を暗記する醍醐味も分かりました。法を頭の中に入れれば、トラブルに出遭う時に執着心が生じる前に、それに関連する師父の言葉を先に思い出して、直ちに分かった後は一笑に付して、無駄な回り道をしないで済むのです。

 色欲の心を取り除く

 女性として、「色欲の心」を口にするのはとても恥ずかしいと思います。表面から見て私はそれほど色欲の心が強い人間に見えませんが、心の底の欲求はとても強いのです。娘を生んだ後、色欲の心を除去する決心をしました。一気にきれいに除去するのは難しいですが、まず私は色欲の心を引き寄せる書物やウェブページを一切見ないように、頭の中で色欲の心に関する念を一切起こさないようにして、その他は当面、自然のままにしました。そうすると確かにとても有効で、色欲の欲求はだいぶ薄くなりました。消去されそうな時、末路に直面した他の空間の邪悪は断念せず、一時、一生懸命に私の頭の中に裸の画面などを押し入れようとしました。その画面に従って妄想に走らないように、私は強い意志で邪悪と闘いました。

 師父は私の決心を見て、それを消去してくださいました。ある日、煉功し終わった後に、他の空間にある私の体の中から、四肢がなく胸から三本の手を出して、体中に男性の性器が生えている、とても醜い奇形の胎児が取り出された光景を見ました。私は本当に地面の穴に身を隠したいぐらい恥ずかしくて、私の体の中になんとそんなに恐い奇形の胎児が存在していたのです! もしもそれが大きくなったらまたもや大事になります! 師父、ありがとうございました! その後、私の色欲の心は明らかに薄くなりました。決してその恩を忘れずに、これからただ教訓を汲み取って、いっそう精進していきます!

 「三つのこと」をしっかり行い、衆生を救う

 毎年の祝日に私は明慧ネットを通して師父にお祝いのカードや祝辞を送ります。しかし2012年まで、私はずっと「最善を尽くして三つのことをしっかりと行います」という内容を書く勇気がなかったのです。自分が言うとおりにできなかったら、師父にうそをつくことになってしまうからです。法を得てから真相を伝えて「三退」も勧めていますが、対象を自分の親戚や知り合いに限って、数年間「三退」させた人数は10人にも満たないのです。真相紙幣は自ら使用している以外、他の資料は家で印刷するだけで、自分の手で配ったことがありません。

 2012年の神韻DVDを見る時、最後の演目にすべての大法弟子が天国に飛んでいくシーンがあります。私は自分に「大法弟子たちは天上に戻りました。自分は、どこに行きたいですか? 天国に戻る資格はありますか」と問いかけました。それをきっかけに私に変化が起こりました。5月に『二十年説法』の経文を読み終わって、再度深く震撼されました。自分のためでなくても、私を信じて命を私に委ねた衆生のために奮起して、時間を切り詰めて衆生を救わないといけません。すべてが終わる時に彼らの悲惨な結末を見て無駄に悲しむ自分になりたくありません!

 私は恐れる心とメンツを重んじる虚栄心を克服して、家から一歩踏み出して真相シールを貼り、知らない人に「三退」を勧め、神韻DVDとネット封鎖突破ソフトを配りました。真相を分かったタクシー運転手はどうしても私から料金を受け取らないことが何回もありました。大半の同僚が「三退」して、法輪功の名誉が回復してから自分も修煉したいと言う同僚もいます。ある親戚は「三退」した後に「法輪大法は良い、真善忍は良い」を念じて心臓病が治ったなどなど、1人の衆生を救う時に一つの感動が伴います。

 真相を伝える中で深く印象に残ったことは下記の2件があります。一つはある夜に、私は市の中心部で大型の広告看板に真相資料を貼りました。今までの経験によれば、そのような場所は当日きっと掃除の人に剥がされます。しかしそこの通行人はとても多いので、ほんの数時間でもたくさんの人に見てもらうことができます。数日経って私がまたそこを通った時、あの看板から100メートルも離れたバスの中から、意外にもそこに貼ってある資料が見えました! 資料全体は青色で、白色の看板に貼られて、とても目立ってとても美しいのです。私は驚喜して、心の中で師父に感謝しました。正念が強い時は奇跡が現れるのです。このことは私の観念を変えてくれました。

 もう一つはバスの中での出来事です。私がある年配のお爺ちゃんに座席を譲ると、彼は再三に私に感謝しました。私のかばんには神韻DVDがあるので、彼にあげたいと思って、何度も躊躇したあげく、やはり彼にあげました。お爺ちゃんは喜んで受け取って、「きょうは病院に今年度の健康診断に行きます。家の近くの大病院に行くこともできますが、なぜか今日は家から遠く離れた小病院にどうしても行きたくなったので、通勤のラッシュアワーにこのバスに乗りました」と言ってくれました。彼は私に会って救われるためにこのバスに乗ったのだ、と私は分かっています。師父は『各地での説法十一・大法弟子は必ず法を勉強しなければならない』に「実際はこういうことで、すべてが用意され、あなたが正念でそれを実行するのみですが、どうしても正念がないのです」とおっしゃった通りに、きょう私が彼に神韻DVDを渡さなければ、彼を救う機会を逃してしまうところでした。危なかったです! それから、自分の躊躇や恐れる心のために衆生を救う機会を逃さないように、私は注意して改めました。

 毎日の勤務時間は比較的長く、帰宅したら娘の面倒も見ないといけないので、常人と向かい合って真相を伝える時間はやはり限られます。どうすればもっと多くの衆生を救うことができるのかと、私は真相の手紙を書くことを思い付きました。しかし、手紙を受けた人が読んでから、どれほど真相を受け入れられるかと考えたら、私はまた心配したり迷ったりして、やる気が起きませんでした。ある日、突然頭の中に『洪吟・道中』の中の「做して求ざれば」が浮かびました。そうなのです、私は手紙を書くことの効果を求めているから、迷ってやる気が起きないのです。顔を向かい合わせて真相を伝える場合は、その効果を自分の目で確かめることができるので喜びます。見知らぬ相手に手紙を書いても効果がわからないので、自惚れることができません。それは執着心、私心ではありませんか?! そこで、私はすぐ真相の手紙を書きはじめました。

 私が書いた手紙は各地の警察・検察・裁判所宛てと一般人宛ての2種類があり、どれにもネット封鎖の突破法を紹介しています。夫も時間があれば郵送しています。ある日私は明慧ネットに、ある中国人が真相の手紙を受け取りその内容にとても驚いて、同僚にも真相を教えたという文章を読みました。自分は真相の手紙の効果についてまだ心配しているから、師父は私にその文章を読ませて心配を無くし、また私を励ましてくださった、と私は思っています。

 正念で掲示板に貼った邪悪な内容を消去する

 某団地の住民委員会事務所の外壁に掲示板があり、そこに法輪功を誹謗中傷する内容が書かれています。以前そこを通った時に、私はただ発正念をしましたが、先日、明慧ネットに学習者が掲示板に貼った邪悪な内容を消去した事例を読んで、「私もやらないといけない」と思いました。しかし、恐れる心がとても強くて、掲示板の内容を消去するやり方も分からず、ずっと行動を起こしませんでした。ある朝、煉功する時、「随機而行」という師父の声を聞いた時に、そうだ、掲示板の内容の消去は「機に従って行えば」よく、そんなに多く心配して考えても仕方がないと突然分かりました。数日後の夜、夜勤をした後に私はついでにその団地に行きました。掲示板のガラスカバーを開いて見たら、中の紙は大きくて一気に引き裂いて取ることができません。私は「中国共産党は邪教だ」という内容を詳しく書いたシールを紙の上に貼って帰りました。当日の夜、師父は私の体から一つ泥でできた「体」を取り去ってくださり、私の体がすぐとても軽やかになった夢を見ました。私はただ小さい一歩を突破しただけで、師父は私にこれほどのご褒美をくださいました!

 数日後、私はまたあの掲示板のところに行ってみると、掲示板の内容は一新していましたが、テーマは変わっていません。私は真相の手紙、画報などを住民委員会の郵便受けに入れて、それを読んでから彼らの目が覚めることを望みました。それから、夫は2回に分けて邪悪な内容を消去し、暫くの間、彼らは新しい内容に交換していませんでした。

 2012年中国共産党第十八回全国代表大会の時期に、私は偶然にあの掲示板の前を通って、邪悪な内容がまた現れたのを発見しました。この住民委員会の人たちはどうしてこんなに繰り返し悪事を働くのか、やるべきことを私は全部やったので、もう承知しない、と思いました。

 その日の夜に続けて二つの夢を見ました。一つ目は地獄を見学する夢です。ガイドの紹介によれば、ここの受刑者はすべて中国共産党の悪人です。地獄の一層目に入ったとき、各種の悲惨な光景が目の前に現れました。二層目に行こうとするところで、私は娘の泣き声で目が覚めました。娘はすごく驚いて怖くなったような泣き声をしていたので、もしかして娘も私と同じように地獄の光景を見たのかと思いました。娘を寝かせてから、二つ目の夢を見ました。私はあるとても暗い所に来て、地面一面に死んだ遺体が雑多に並べられており、空気の中に腐った匂いが充満しています。突然、1人が立ち上がって、私たちに助けを求め、我々の服を掴もうとしました。彼はとても苦しんで生き延びたい気持ちが私に分かりました。しかし、彼はもう助かりません。私はスコップを取って彼を倒しました。私はとても悲しく、とても彼を救いたいのですが、しかしその時に私に唯一できることは、彼に少し楽な死に方をさせることだけだったのです。

 目が覚めた後に、夢の中の悲惨な光景を忘れられず、私は心から死んだ人たちを悲しんで涙を流しました。あの住民委員会の人たちを責める気持ちはもうなくなり、今のうちに、彼らを救いに行かないといけない、救いたくても救えない時になって悲しみたくありません! 私は真相の手紙を書いて、住民委員会と派出所の計三つの郵便受けに入れました。郵便受けの付近には防犯カメラが設置されていますが、私が入れる時、そこのセンサーライトはずっと点いていなくて、周囲はとても暗かったのです。

 私が入れ終わってそこを離れたら、センサーライトが突然点灯しました。きっと師父が私を守ってくださったのだと思います。後日、夫がまた様子を見に行ったら、あの掲示板はどこかに移されてなくなっていました。今後、あの掲示板はまた設置されるかもしれませんが、私はすでに対処方法が分かっています。

 娘の成長

 妊娠した時、夢の中である男の子が悲しんで私に別れを告げ、赤い服を着た小さな女の子が嬉しそうに私に向かって走ってきました。自分が懐妊したのはきっと女の子だと分かりました。案の定、娘が誕生しました。娘の眉の間に大豆の大きさくらいの赤い痣があり、1歳になってからだんだんと薄くなって消えました。娘はとてもおとなしくて、1人で楽しく遊ぶことができ、何かあったらほかの赤ちゃんのように泣いたりせずに、「来て」や「おーい」など人を呼ぶ声を出すことができます。とても手間がかからず面倒の見やすい子です。親戚たちは「このような子供は10人見ても疲れない」と感慨したことがあります。

 私が学法と煉功をしっかりしてから、娘はずっととても健康で、腕白で予想外のことが起きても怪我などしません。ベッドから床に頭が先に落ちた時でも、指が扉に挟まれた時でも、すべて師父のご加護のおかげで無傷で済みました。

 大法弟子の家庭に生まれた娘はきっと縁が深い小弟子なので、私たちは娘にしっかり修煉をさせています。小さい時から、娘に大法の法理と心性を守ることを教えました。娘はとても利口で、2歳にならないときに『洪吟』の中の多くの詩を暗唱でき、3歳で『轉法輪』の中の『論語』を暗唱でき、毎晩、親に言われなくても進んで両足を30分も組みます。4歳にならないある日になんと70分も両足を組みました。また、『轉法輪』の文字が赤色と黄色であることが見えます。

 私が帰宅してから真相資料を作ることで忙しくしているとき、娘は小さい時から手伝ってくれました。プリンターが故障した時、娘は本体を撫でて、「法輪大法は良い、真善忍は良い」と言ってプリンターに聞かせます。娘は機械一台一台に名前をつけて、よくそれらに話しかけ、「ご苦労さま」と褒めてあげます。毎晩寝る前に、当地区のための発正念を忘れないようにと私に注意してくれます。私たちは夜遅くまで資料を作っているため、娘も寝る時間が遅く、朝はよく寝坊します。迎えに来る祖母(常人)に「昨夜はきっと遅くまで遊んでいたでしょう」と怒られても、娘は弁解せずに、私たちが真相資料を作っている事を一度も漏らしていません。

 だんだん娘は成長して、自我意識を持つようになり、両親が忙しく自分と全然遊んでくれないことに不満を覚え始め、時には寂しくて涙を流します。他の子供に比べれば、娘は確かに寂しいのですが、毎日の時間はこれほど大切で、切り詰めて衆生を救い済度することに使わないと不安なのです! それから私と夫は分業して、夜、1人は大法の仕事をして、1人は娘と一緒に学法し、『洪吟』を暗唱して神韻のDVDを見ます。娘はまだ字が読めませんが、親について一句一句『轉法輪』を読むのが大好きです。

 以上我が家の情況を、師父と同修たちに報告しました。書きたいことが多く、不思議な体験、感動、忘れ難いことはたくさんあります。上述の内容を見て、私たち夫婦の著しい変化が2012年を境に起きたことが、お分かりになるでしょう。その通りです。去年、私は次のような文章を読んで、一気に精進し始めました。文章には、「師父は空で大法輪を回して弟子たちのために苦難を耐える、精進している学習者は蓮の花に載せられて上昇する、今まで精進していない弟子は精進するようになって、もともと精進している弟子はさらに勇猛に精進する」と書いてありました。私も同感です。師父は我々を地獄から掬いあげてきれいに洗ってくださり、また修煉の道で我々を指導して上へ押し上げていらっしゃいます! 師父に対する感謝は本当に文字を使い尽くしても表現できないものです。師恩の一万分の一も報いることはできませんが、努力して精進して、「三つのこと」をしっかりと行うしかありません!

 ありがとうございます。合掌! 

 (完)

 (明慧ネット第10回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/11/21/281167.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/12/15/143624.html)
 
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