フィラデルフィア自由の鐘 中国観光客の心の声(写真)
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 【明慧日本2013年12月20日】米国の独立自由精神の発祥地――フィラデルフィア独立記念公園は世界的に有名な観光名所であり、中国からの観光客も多く訪れる。観光客は毎日早朝から続々と訪れ、大きな団体バスで来る人、家族で来る人など様々だ。地元の法輪功修煉者は、数年来ずっと、当局により情報を封鎖されている中国大陸の観光客が法輪功の真相を知り、中共(中国共産党)の関連組織から脱退し、精神的な自由を獲得させることを手伝っている。

   米国の独立自由精神の発祥地――フィラデルフィアの独立記念公園で、中国大陸からの観光客は法輪功を紹介し、迫害反対を訴える展示パネルを読み、真相資料を受け取り、写真やビデオを撮影している。

 法輪功修煉者・厳さん(女性)はいつも自由の鐘で真相を伝えている。厳さんは 「情報が封鎖されている中国大陸で、民衆が耳にしたのはすべて中共の法輪功に対する嘘で、一部の人は嘘に騙された状態で無知に間違っている事をしています。私は善悪の報いがあるという教訓を信じており、だから私は自らの意志で中国大陸からの観光客が必ず訪れる自由の鐘に来て、できるだけ同胞達に真相を教えています。私は真相を理解した人々は正しい選択をすることができ、良い報いを得て美しい未来があると信じています」と語った。

 彼女は 「光バスで来た中国大陸の観光客のほとんどが、真相資料、『九評共産党』(特別刊行物)、ディスク(法輪功刊行物)、「惜縁」(小冊子)などを求めています」と語った。

 真相を知った老人「米国に三退をしに来たのです」

 中国大陸から米国へ旅行しに来た2人の老人は、自由の鐘で真相を伝えている法輪功修煉者を見て、とても嬉しく思い、大股でまっすぐ歩いて来て、すぐさま三退を手伝ってくれるように求めた。彼らは法輪功修煉者に「私達は今回、三退をするために来たのです! 私達はこんな年を取って、一生を共産党に抑圧されてきて、どんなに苦しみを受けたことでしょうか? どんな罪を受けたことでしょうか? もう少しで命を落とすところでした。あなた達の手助けで私達は三退することができて、非常に感謝します! 法輪功は本当に神、仏陀、菩薩が(来世)私達を守ってくださるのです!」と言った。

 もう一人の中国大陸から来た老人は、法輪功修煉者に対して「あなた達が凄いです! 共産党はとても悪いです。私の三退を手伝ってください」と言った。彼はまた、中国大陸で真相資料を見たことがあり、それは中国大陸の法輪功修煉者が生死の危険を冒して配ったものだと法輪功修煉者に教えた。彼は幸運にもネット封鎖を突破するソフトウェアを受け取り、外の世界を見て、多くの真相を知った。彼は法輪功修煉者から真相資料を沢山貰った後、必ず持って帰って親友に見せなければならないと言った。

 若者は微笑みながら「本当の名前で三退します」

 ある日、厳さんが老人に真相を伝えていると、若者が微笑みながら近くに立って、厳さんの話を静かに聞いていた。厳さんは老人に「中共の執政により、かつてその迫害を受けた人はいませんか? 私達の年齢の人は、三反、五反、反右派、文革を経験したことがあるのではありませんか。(中共の)罪悪は数え切れないほど多く、現在はまた真善忍を信奉している法輪功修煉者を迫害しています。無神論を宣伝して、嘘を蒔いて世間の人を害しています。私達中国人は皆、『善悪には報いがある』というのが天理だと信じています。中共は悪事を徹底的にやり、神様はどうして彼を許すことができるのでしょうか。「天は中共を滅する」ので、早く邪党の党、団、隊の組織から脱退して、中共から離れて平安を守ってください」と言った。

 老人と話し終えた厳さんは、ふり向いて若者に、「あなたは入党したことがありますか?」と聞くと、若者は「少年先鋒隊と共青団に加入したことがあります」と答えた。厳さんが彼に「お名前は? 偽名を使ってこの邪悪な団と隊から脱退しましょう!」と言うと、若者はあっさりと厳さんに実名を告げて、中共邪党の団、隊の組織から退出したいと言った。彼はまた、上海から米国に旅行しに来たことを教え、そして『九評共産党』を手にとって、近くの椅子に座り真剣に読み始めた。

 観光客の数は徐々に減っていったが、彼は長時間、そこで真剣に特別刊行物を読んでいた。厳さんは『惜縁』などの法輪功の真相資料を持って行って彼にあげて、彼に「帰国した後、必ずあなたの親友に見せてあげて、彼らに三退をさせ、平安を守ってください。命を救うことは、七層の仏塔を作るよりも大事(訳者注:中国のことわざで、人の命を救うことは計り知れない功徳があるという意味)です」と言った。若者は資料を受け取り、うなずいて感謝の意を表わした。

 愉快で誇らしい3つの家:とっくに退いた

 ある土曜日の朝、ある若い夫妻が子供を連れて自由の鐘を訪れた。彼らは真相パネルを見て、とても嬉しそうに歩いて来た。法輪功修煉者・楊さんは彼らに「三退」について説明すると、紳士然とした男性は、さっぱりと「私はオーストラリアで脱退しました。共産党はどんな悪事をもやっていて、天安門焼身自殺事件は、共産党が芝居を上映しているのです」と言った。彼は話をしながらUSBメモリを取り出して、「見てください。私はUSBメモリ(ネット封鎖を突破するソフトウェアが入っている)を持ち歩き、どこに行っても、できるだけ親友にソフトをインストールするよう助けており、皆がネット封鎖を突破できるようにさせています。私はすでに多くの人を手伝いました」と言った。

 彼はまた感慨を覚えて、中国大陸である法輪功を修煉している友達に感謝していると語った。その修煉者は彼に真相を伝えた。彼とその法輪功修煉者は家族のように親しいという。彼は興奮した様子で、ポケットから携帯電話を取り出し、その修煉者に電話をかけて、この場所で法輪功修煉者達に会ったことを教えると言った。彼は電話で、「もしもし。私はあなた達の人に会いましたよ!」と言った。電話を切った後、彼はまた興奮して修煉者に「私の友達は、よろしくお伝えてください! とのことです」と教えた。

 また、ある男性はかつて中共に沢山の苦しみをなめさせられ、真相を伝えている法輪功修煉者を見ると、たいへん興奮し、憤慨した様子で「私はヨーロッパで既に三退しました。共産党は悪すぎて、私が国内で苦労して稼いだお金は、役人に勝手に罪名を着せられて、すべて奪い取られました。私はもう少しで死ぬところでした。私は商売ができて、金を儲けることもできますが、しかし中国というところでは、どうしようもありません。黒すぎて、能力があっても使えないのです。共産党は悪すぎて、私達は共産党を非常に恨んでいます!」と言った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/11/21/282970.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/11/25/143378.html)
 
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