【明慧日本2013年12月22日】法輪功修煉者とシドニー各界の人々は2013年11月2日、シドニーのジョージタウンで、法輪功修煉者に対する中共(中国共産党)の生体臓器狩りの犯罪を暴き、1億5千万の中国人が中共の党、団、隊など関連組織から脱退したことを声援した。
法輪功修煉者は同時に、チャイナタウンの近くで横断幕を掲げてイベントを催し、天国楽団は演奏を行い応援した。往来する人々は、中共による生体臓器狩り停止を求める署名にサインし、多くの華人が集会の現場で「三退」をした。
人権活動家のスティーブ氏 シドニーの集会で発言
シドニーの脱党サービスセンター代表の李元華氏 集会で発言
フェアフィールド市のベトナム系議員ニャントラ氏が講演
真相を伝える法輪功修煉者達
法輪功修煉者から真相を聞く人々
中共による生体臓器狩り制止を求める署名にサインする人々
三退してこそ美しい未来がある
シドニー脱党サービスセンターの李元華代表は集会で、三退した1億5千万の中国の民衆に対して心から敬意と祝賀を表した。「1億5千万の中国民衆が三退して、中共を解体する知恵、慈悲、光明の道を作り出しました。三退に参与する民衆は、最も素朴な方法で歴史を創造し、自分のために明るい未来を打ち立てています」と語った。
李氏はまた「現在も、中共は法輪功に対する残酷な迫害を停止することなく、生体臓器狩りの蛮行はまだ続いています。このような迫害は法輪功修煉者に対してだけでなく、宗教団体、社会の公正を追求する人士、知識人、学生、労働者、農民、退役軍人、女性などにも対しても同様です。ここ数年来、中国ではすさまじい勢いで、冤罪を受けた民衆による陳情活動が行われています」と強調した。
李氏は「私達は歴史上最も邪悪で、不公正、パフォーマンスに満ちて人々を騙し、複雑、権謀を弄する暴政の時代に生きています。この時代は中共が創ったのですが、中共は億万人の中国の民衆を迫害し、利用しましたが、多くの民衆は中共のために死者と共に埋められるのです。中共を解体しなければ、迫害を制止することができないのです」と表した。
李氏は最後に、民衆ができるだけ早く三退して、明るい未来を勝ち取ることを望んでおり、「中共はなぜ今なお暴虐をほしいままにしているのか、それは多くの人が立ち上がっていないからです。私達は広く『九評共産党』や真相を伝えて、もっと多くの人に真相を知らせ、中共の邪悪さや真相を伝え、中共の邪悪な組織から脱退させ、中共の党文化の思想から解き放ち、恐れと弱気に打ち勝って、良い人を立ち上がらせなければなりません。それは彼ら自身のため、彼らの未来のために機会を作るのです。中共が解体すれば、迫害を制止することができます。中共を解体して中国はようやく人類の正常な状態に戻ることができ、人類の道徳的な水準に立ち戻り、社会に基本的な公正があってやっと、社会の正義を再建することができるのです。中共を解体してこそ、中華民族と私たち自身のためにも明るい未来を勝ち取ることができるのです」と語った。
人権活動家「私達は2億、3億の三退を祝います」
オーストラリアの人権活動家スティーブ・シム(Stephen Sim)氏は集会で次のような発言をした。
中共は中国を制御しており、人々には基本的な権利の保障がなく、中国の数百万の法輪功修煉者が迫害を被っている。どうして中共は罪のない、善良な民衆を迫害するのか? それを長く続けることはできない。私がまだ若い時、全世界は三分の一が共産主義に制御され、20世紀の70年代に至っていた。ポーランドで行われた運動は、ポーランド共産党の権力者に対する抗争となり、東ヨーロッパ各国の共産主義政権に対抗する流れを作り、東ヨーロッパ各国が旧ソ連の支配から離脱することを誘発し、ロシア自身も共産主義を抜け出して、民主に向かうに至った。
彼はオーストラリアで臓器移植を行おうとすれば、人々は数年間待ってようやく適合する臓器が見つけることができる。しかし中国では必要に応じて手配することができ、必要でさえあれば、彼らは条件に合う法輪功修煉者が見つかるように手配して、修煉者の体から、まるでニワトリのように臓器を取り出し、彼らの生命を無視していると語った。
スティーブ氏は「私が今日ここに立つことができることはとても喜ばしい。1億5千万の中国人がすでに中共の関連組織を脱退したのです。私は1年以内にこの場所に立つことができると分かっています。その時、私達は2億人の中国人が中共の関連組織から脱退したことを祝いましょう。私達がしなければならないことは、皆さんが三退を議論して、持続的に絶えずこのことを広めることだと教えたいのです。あなた達の地元の市政議員、州議員と、所在選挙区の連邦議員に手紙を書いてください。あなた達の現地のコミュニティの新聞に手紙を書き、知らせるのです。機会があれば、継続的に人々とこの事を話せば、皆で中国の醜い共産主義システムを取り除くことに貢献することができるのです」と語った。
民主運動家「三退は魂の覚醒、新しい人生を迎える革命」
長いキャリアを持つ民主運動家の潘晴氏は、脱党は中国人民の魂の覚醒で、新しい人生を迎えるための革命だという。彼は、『易経』革掛の中で「湯武の革命は、日人とも合う」と述べている、今日1億5千万の中国人が中共を脱退して、「日人とも合う」歴史の壮挙で、 中共のいかなる物理的な形式の封鎖もこの歴史にないと発言している。
フェアフィールド市のベトナム系議員のニャントラン(Nhan Tran)氏は集会で、「中共が1949年に政権を打ち立てた後、中国の民衆はずっと様々な迫害を被っています。中共が政権を握って60年の間に、8千万の中国人が殺害されており、私達は今日ここで支持するだけでなく、多くの人々と一緒に努力して、共産主義をこの世界から一掃するのです。今、全世界には、中国、朝鮮、ベトナムとキューバの4つの共産主義国しかありません。いったん中共が崩壊したら、その他の3つは続いて倒れます。共産主義は嘘に頼って政権を維持しており、人々がまた辛抱する必要はないのです」と発言した。
家族全員が脱退
国際独立作家ペン・クラブの中国語ペン・クラブメンバーである孫宝強氏は集会で「脱党という大きな流れを声援し、中華の曙光を迎える」というテーマで発言した。彼女は「以前、三退は一人で行なうものでしたが、今では家族全員、集団での脱退が行われています。今、中共は党がなくなる危機が目前に迫っていることを認めなければなりません」と語った。彼女は多くの中共高官が良知、正義を選び、本名で三退を公開している実例を列挙した。前武漢市中級法院・刑一庭の司法官・潘仁強氏が新唐人テレビに脱党の意向を表したことはその例の一つである。また6人の将校・士官が強い圧力の中で恐れを退け、一緒に脱党した例もあり、彼らは国を愛することは党を愛することではないと分かっており、銃口を「私を生み育てた」民衆に向けることはないと明確に表した。
中国人は中共を罵り、中共はただ法輪功だけを恐れる
多くの中国人観光客と留学生は、携帯電話で撮影したりする人や、生体臓器狩りに反対する署名簿にサインしたりした。多くの華人がその場で三退して、自らのために明るい未来を選んだ。
ある流行服をまとった身長の高い華人姉妹は、足を止め、ここを通ることができたのはとても幸運だと表した。彼女達は生体臓器狩りの実演を見た。姉妹の1人はこれらの事が現実に発生していることを知っていた。彼女の叔母は法輪功を修煉していて、不法に北京刑務所に拘禁されているという。しかし、彼女の叔父は叔母をずっと彼女を支持しており、彼女達の家人はみな法輪功が良いと知っており、法輪功と彼らの家の法輪功修煉者を支持しているという。
彼女達は集会現場でしばらく発言を聞いて、それから三退をした。またしばらく聞いてから、両親の三退(父は死亡)を助けるべきだと感じた。彼女たちは共産党が悪事を徹底的にやり、官僚達はお金を海外へ運び出し、民衆をよく活かすことができないと知っているが、人には話せないという。今、中国人は一緒にいる時、いつも中共を罵り、恨んで、本当にとても悪いと話し合っているという。
ある華人女性は集会に参加した後、「法輪功修煉者はすごいです。長年このように堅持して、意志が固く、このように迫害されても頑張ってきました。私達はみな法輪功修煉者に感謝すべきだと知っています。中共は今とても法輪功を恐れており、中共はただ法輪功だけを恐れています。私達はみな法輪功を支持しており、私の一家はすべて三退しました。帰ってから、私はもっと多くの人々に三退を知らせて、中共を脱退させます」と語った。
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/11/9/143102.html)