【明慧日本2013年12月22日】中国東部のある村で、警官は通報により法輪功修煉者の集まりがあったのを知った。続けて、通報者の教えた通りに集会場所にたどり着いたら、その通報者の家であった。それは、一般民衆が中国本土で法輪功を取り締まるための報奨金を狙ったものだという。
今年の秋、上級部門は洗脳班を開こうと下級部門に命令を出した。
各地域の地元610弁公室は洗脳班に送り込む人数を揃うことが困難だというこの命令のもと、計画も立てず、抽選で行き先の村を決めた。さらに、この村の住民から抽選で洗脳班に送り込む人を決めるという。
ある村で修煉者2人が逮捕されたが、修煉者は「私は何の罪も犯していないし、修煉して良い人を目指しています。何の理由で洗脳班へ行かなければならないですか? 秋の農作に忙しいのです」と、中共の役人に向かって連行を拒否した。
翌日、その役人は警官数人を率いて、修煉者の家に押し入った。しかし、修煉者は少しも恐れず、「洗脳班へは行きません。店の仕事でもう精一杯です。他所へ行く暇がありませんので、仕事の邪魔をしないでください」とキッパリ断った。役人と警官は言葉が出ないままにその場を去った。
こうして、役人は610弁公室に上記の状況を報告したら、610弁公室は「仕方ない。では、修煉していない一般の民衆から2人を探してきて、一人ずつに110元をやって行かせるよう雇え」と解決方法を教えて指示した。
そして、給料感覚で金をもらって洗脳班へ行った民間人2人は、そこでは法輪功を誹謗し中傷するための場所だと気付いた。
結局、610弁公室はその翌日、民間人2人に「法輪功迫害の悪いことはやらない。もう行かない」と断られた。そのため、70歳過ぎの一般人の老婦を見つけてきて洗脳班に2日間拘禁させ、上級部門の検査に応えるため手配したという。