顧さんは鶏西市城子河区に在住。1998年の秋、実家に帰る途中で法輪功と出会った。病気治療の効果があると聞いた顧さんは、法輪功を学び始めた。その後、顧さんは法輪功の教えに従い、自分を修め、健康な体を得て、幸せな家庭を築いた。しかし、1999年7.20から、中共(中国共産党)政権は法輪功への弾圧を開始した。顧さんは法輪功の修煉を堅持したため、十数年来、当局の迫害を受けてきた。
今年7月14日朝6時ごろ、鶏東県の国保(国家安全保衛)大隊の大隊長は8人の警官を連れ、3台のパトカーで、顧さんの自宅にやってきた。警官は顧さんの家に押し入り、顧さんを東海派出所に連行した。それから、警官は顧さんから奪った鍵を使って、誰もいない顧さんの家に不法侵入し、家宅捜索を行い、品物や現金300元などの私財を没収した。その後、顧さんは鶏東県公安局国保大隊に連れられ、尋問をされたが、顧さんは何にも話さなかったため、警官は記録に「無言」と記入し、尋問を終わらせた。
その当日の午後、顧さんは鶏東留置場に移送された。迫害に対して、顧さんは断食で抗議したが、警官に1キロほどの濃い塩水を灌食された。顧さんは吐いてしまったにもかかわらず、警官に引き続き、濃い塩水を灌食されたが、塩水が入れられなくなった。そして、警官は顧さんに薬物を注射した。留置場に拘禁されて9日目、顧さんは危篤に陥った。警官は顧さんのことを公安局局長に報告した。局長は留置場に来て、命の危機状態にある顧さんの状況を見た。留置場側も責任を逃れるため、翌日に顧さんを解放した。