【明慧日本2013年12月29日】湖南省衡陽市の法輪功修煉者・王生良さんは車で邵東県へ出かける途中、邵東県の警官に不当に連行された。警官はどこかで没収した、法輪功が迫害されている内容のチラシを持ってきて、王さんの車の中に入れて写真を撮り、王さんの持ち物だとして王さんを興隆留置場に拘禁した。
王生良さん |
今年8月4日、王さんは用事のため、車に乗って邵東県に出かけ、朝4時過ぎに石株橋の所で休憩をとった。当地の「治安聯防隊」(地方当局の手先となって、反体制派の住人を抹殺したり、時には婦女暴行などの犯罪行為を起こす暴力団のような組織)の人は王さんの車のナンバープレートを見て、ほかの地方の車だと分かり、車の中で寝ている王さんを車から引っ張り出し、王さんを意識不明になるまで暴力を振った。その後、王さんは目が覚めたが、左耳から血が流れ、全身を痛めた。
その後、「治安聯防隊」の人が邵東県公安局の警官を呼んできて、警官からタバコを貰って去った。しかし、公安局の警官は、没収した法輪功のチラシを王さんの車に入れ、写真を撮り、「これが証拠だ」と言い、王さんを邵東県留置場に拘禁した。
それから、8月4日から11月4日まで、邵東県公安局の警官は数回、王さんに尋問を行った。警官は王さんのことについて調べ、王さんがかつて法輪功を学んでいたという理由で判決を受けたことがあると知り、さらに王さんを陥れようとした。邵東県公安局国保(国家安全保衛)大隊の警官は王さんの家族に「王生良は俺たちに抵抗している」と言った。
王さんは意識不明になるまで暴力を振るわれたため、留置場に拘禁された後、健康状態が悪くなり、食欲がなく、咳が止まらなかった。王さんは留置場側に検査することを要求したが、留置場側は「病院に行くなら、手かせ足かせをつけないと行けないぞ」と言った。
王さんは1999年7.20から、当局に連行、拘禁、家宅捜索などの迫害を加えられてきた。王さんは2001年に懲役5年の不当判決を言い渡され、湖南省常徳津市刑務所に拘禁されたことがあった。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)