黒竜江省:勃利県の法輪功修煉者 拷問で自白を強いられ生命の危険
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 【明慧日本2014年1月5日】黒竜江省勃利県の法輪功修煉者・張金庫さんは、当局によって呼蘭刑務所に不当拘禁され、深刻な迫害を受けて、現在は刑務所病院に搬送された。張さんの意識は朦朧としていて、大小便を失禁して危篤状態にある。

 張さんは、2013年3月29日の晩、依蘭県公安局に連行され、依蘭県の第1留置場で数人の警官から暴力を受けて歯が折れ、左の肋骨が重傷になり、手を後ろに回して手錠をはめられ、拷問用の椅子に掛けられた。この椅子に座らされた場合、通常2時間以上耐えられいことを警官は知っていながら、張さんを連続48時間も座らせて苦しめた。4月、留置場は責任を負うことを恐れ、張さんの家族から1万元をゆすり取った後、張さんを一時出所させた。張さんが帰宅後に訪れた病院での検査結果は肺結核で、肺に2つの空洞があった。 

 7月17日の朝、依蘭裁判所の司法官は三道岡派出所の警官を率いて、自宅にいた張さんを依蘭県の第1留置場に連行し、18日に不当に開廷した。張さんの家族が弁護士に依頼しないうちに、張さんは懲役5年を言い渡された。 

 7月17日から8月19日まで、33日間拘禁された張さんはひどく衰弱し、20数日間、飲食ができず、生命の危険に晒された。留置場は張さんを依蘭県中医病院に運び、病院で8日間緊急措置を受けさせたが、常に生命の危険が伴う情況下でも、終日警官に監視され続けた。警官は張さんと家族との面会を許さず、情報を隠そうとしている。

 10月21日、張さんの家族は再度刑務所に行き、面会を申し込んだところ、張さんは2人に腕を支えられた状態で面会室まで来た。張さんは、全身震えながら弱弱しい声で「白衣を着ている人が私を殴る」と話し、その途端、すぐ強行に引きずられていった。


拷問の実演:暴行

 張さんは依蘭県の裁判所に、懲役5年の不当判決を下された。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/12/14/283980.html)
 
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