山東省:膠州市の市民数人 不当連行される
【明慧日本2014年1月15日】山東省膠州(こうしゅう)市の法輪功修煉者・李玉臻さん、楊総全さん、宋桂蘭さんは2011年3月、北関派出所の警官らに不当に連行された。警官らは李さんたちの家に不法に侵入し、金銭やパソコンなど高額の家財を没収した。
膠州留置場で李さんと楊さん(70代)は、手枷と足枷をかけられたまま1カ月以上、辛い労働を強制された。楊さんは体が弱り果てていたため、心臓病を発症して危篤に陥った。李さんは健康診断の時、その場で卒倒した。施設側は家族の面会さえ許さず、家族の「重病のための服役中の一時出所」の要求も断り、「死亡したら、おまえ達に電話する」と言った。
2012年1月20日、楊さんの姉は施設へ行き、面会を申し出たところ、すぐに外へ追い払われたという。家族は施設の所長を外食する場所まで尾行し、店内で所長に弟の解放を求めた。
しかし、所長はその場で拒否し、楊さんの姉を乱暴に店外へ押し出した。さらに警官らを呼んで、楊さんの家族達を一斉に追い払った。
李さんと楊さんは、未だに山東省済南刑務所で拘禁されている。
一方、地元の法輪功修煉者・張洪亮さん、朱玉強さん、宋桂蘭さんも不当に連行され、張さんと朱さんは山東省済南刑務所へ、宋さんは山東省女子刑務所へ移送された。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)