大連市の裁判所 1月に多数の法輪功修煉者に不当開廷
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 【明慧日本2014年2月24日】今年1月、大連市の3つの裁判所は10数人の法輪功修煉者に対して不当に開廷し、家族の傍聴も3人しか許されなかった。

  1月22日、金州区裁判所は法輪功修煉者・馬瑞田さん、馬愛兵さんと韓学明さん3に対して開廷した。

 朝は寒かったが、裁判所前には被告人3人の親戚や友人が多数、詰めかけた。しかし、多くの警官は家族が裁判所に近づけないよう厳重警備をしていた。傍聴のため、3人の家族が裁判所の中に入ると、傍聴席はすでに人で埋まっていた。つまり、裁判所側が事前に関係者らを入れ、「公開開廷」は虚言だった。韓さんの母親は泣きながら、傍聴を願い出たが断られ、息子の顔を見られなかった。

 裁判は午前9時に開始した。法廷で修煉者たちの弁護士は3人に無罪の弁護をしたが、裁判官らは公務の執行のように聞いているだけだった。10時30分に裁判長は「休廷」と言い、修煉者たちを法廷から連れ去った。

 1月23日午前9時45分、金州区裁判所は法輪功修煉者・秦玉蘭さんに不当に開廷した。直系家族3人の傍受を許された。秦さんの娘は第2弁護人として、母親の弁護をしたいと頼んだが、拒否された。傍聴席は家族3人の座席を除いて、政法委・裁判所関係者らが座っており、満席だった。裁判所内外も多くの警官がいた。

 法廷で弁護士は法律に基づいて弁護し、当事者の無罪を説明した。秦さんも自己弁護を行った。「法輪功は邪教ではありません。私が法輪功を学んでいることは罪になりません。私は以前、身体が悪くて、胃の出血を患っていました。いろいろな気功を学んでみたが病気は治りませんでした。しかし、法輪功を学んで全ての病気が消えました。ですから、法輪功を学び続けてきました」と話した。

 11時に裁判長は「休廷」を宣言した。

 同日、開発区裁判所は法輪功修煉者・劉清涛さんに対して裁判を行った。劉さんの裁判も家族3人しか傍聴できなかった。しかも、家族3人は傍聴席の一番後ろの席に座ることを指定され、隣に警官が座っており、監視された。事前に、劉さんの息子が第2弁護人として、裁判所に申し込んだ。そのとき、息子は「ほかに何の手続きが必要ですか」と聞くと、裁判官は「裁判の日、身分証明書を持ってくれば良い」と言ったが、開廷の日、裁判所側は劉さんの息子に「犯罪履歴がない証明書を持って来ないと法廷に入れない」と言った。

 法廷で、弁護士は検察に「当事者はどんな邪教を利用して法の執行を破壊しましたか? 邪教の名前はなんといいますか? どの法律の執行を妨害しましたか? 」と聞いた。しかし、検察は何も答えられなかった。また、弁護士は当事者の無罪を主張し、「新しい証拠がないのに、拘禁が期限超過している。すぐに当事者を解放すべきだ」と要求した。しかし、裁判官や検察らは聞く耳を持たず、10時23分に休廷だと言い出した。

 1月27日午前9時半、中山区裁判所は車中山さん、朱成乾さん、王守臣など9人の法輪功修煉者に不当に開廷した。9人は1年あまり拘禁されており、痩せてしまった。特に、60歳の女性修煉者・潘秀清さんは、歯がほぼ抜けてしまい、食事が取れず衰弱し、警官に支えられて法廷に入った。

 裁判で、裁判長は車中山さんに懲役6年、朱成乾さんに5年9カ月、王守臣さんに4年6カ月、裴振波さんに5年6カ月、潘秀清さんに5年3カ月、史占順さんに4年6カ月、白如玉さんに4年6カ月、菸波さんに4年、郭松さんに4年の不当判決を宣告した。

 裁判の結果を聞いて、家族たちは憤慨し、「不公平な判決だ」と叫び、「絶対に勝つまで訴訟を続ける」と決心した。

 現在、9人ともに上訴し、手続きも済んだという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/2/4/287241.html)
 
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