遼寧省の裁判 薄熙来が臓器狩りを容認した録音が放送される
■ 印刷版
 

 【明慧日本2014年3月6日】遼寧省の興城市裁判所は先月20日、法輪功修煉者・曹淑勤さんに対する不正裁判を開いた。弁護士は曹さんの無罪を証明し、曹さん自身もこれは虚偽告訴だと非難した。

 裁判当日、罪が成り立たなかったため、検察は偽の証拠物・DVDを提示して音声を流した。しかし、音声内容を事前に確認していなかったのか、流した内容はまさに薄熙来(元重慶市トップ)が犯した最も重大な罪である「法輪功修煉者からの生体臓器狩り」などの人道に対する罪を容認した当人の録音だった。

 弁護士はその録音を、中共(中国共産党)当局の法輪功修煉者を迫害する罪とし、被告人の無罪を主張した。そのため、裁判所側は裁判が続けられなくなり、早々に休廷を宣告した。

 昨年8月23日から2日間、曹さんは李樹軍さん、呂傑さんなど10数人の法輪功修煉者と共に、警官に不当に連行された。彼らは罪の証拠もないまま不当に拘禁され、中共当局に不当判決を企てられた。

 *訳者注

 8月27日、アメリカ・ニューヨークに本部を置く大紀元時報が、独自の情報筋から2006年9月13日に録音された薄熙来の通話記録を入手した。当時、商務部長だった薄熙来は、ドイツ訪問中に中国駐ドイツ大使館の一等秘書官との通話の中で、法輪功修煉者からの生体臓器狩りは江沢民の指示で行われていたことを認めていた。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/3/1/288230.html)
 
関連文章