「両会」前の河北省 嫌がらせ・連行・家宅捜索が多発
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 【明慧日本2014年3月12日】中国で両会の開催に際し、河北省及び石家荘の周辺地域は法輪功修煉者への迫害事件が多発し、被害者は数十人に上った。以下は河東派出所、裕華路派出所、寧安路派出所、長安区長豊派出所、新華区石崗派出所、金談固派出所などによる迫害の実態である。

 2月27日午前9時頃、70歳過ぎの劉明嫻さんは半身不随ながらも、容赦なく嫌がらせを受け、法輪功を放棄するための書類の作成を強いられたが、その場で拒否した。

 3月3日午後4時頃、田秋霞さんは自宅で嫌がらせや家宅捜索を受けた後、パソコンなどを没収され、連行された。同日夜9時頃、席艷軍さんも嫌がらせや家宅捜索を受けた。

 2月26日以来、上記のような迫害のもと、被害者が続々と出た。趙志敏さんは自宅で、法輪功に関連するものを大量に脅し取られた。張玉霞さんは派出所まで連行され、留置場へ送り込むと脅された。劉艶さんは嫌がらせを受けた。高白旦さん、谷清更さん、康国賢さん、康軍根家さんは、嫌がらせ、法輪功の関連物の没収、不当な撮影と録画、不明な書類へのサインを強いられたという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 *訳者注

 両会(りょうかい)は、全人代(全国人民代表大会)と全国政治協商会議の二つの会議で、全国レベルの重要な政治的決定を行う。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/3/5/288377.html)
 
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