江蘇省の検察庁 法輪功の案件で証拠不十分で差し戻しへ
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 【明慧日本2014年3月13日】江蘇省無錫(むしゃく)市の法輪功修煉者・施炳君さんは労働教養所から解放されて4カ月後の昨年10月10日、再び不当に連行された。しかし、先月20日、無錫地方検察庁は、証拠不十分として公安局の施さんに対する起訴を差し戻した。

 弁護士は、「法輪功の資料を所持しているだけでは、犯罪は成立しないとして、裁判長は更なる証拠の提出を求めた。労働教養制度が廃止された後も、依然として法輪功修煉者が起訴されることが多々起きている。法輪功に対する迫害はまだ終わっていないが、多くの裁判官が法輪功への対処において緩和しつつある」と述べる。

 施さんは、これまでに法輪功を学んでいるとの理由で2度、労働教養処分を宣告され、1度洗脳班に拘禁された。施さんは、同省大豊方強労働教養所などの監禁施設で長時間立たされ、睡眠のはく奪、暴行などの迫害を受けた。

 施さんは現在、無錫市第一留置場に拘禁されている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/3/4/288349.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/3/6/145706.html)
 
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