各国の観光客 ワシントンで法輪功迫害の実態を知る(写真)
■ 印刷版
 

 【明慧日本2014年3月17日】米国の首都・ワシントンDCは、米国の政治の中心地でありながら、世界的に有名な観光地でもある。法輪功修煉者は十数年前から、ここで中共(中国共産党)当局の法輪功に対する残酷な迫害の真相を、各国からの観光客に伝え続けている。

图1:华盛顿DC法轮功学员在在宇航馆马路的对面设立的真相点,向来自世界各地的游客传播法轮功的真相。
国立宇宙博物館前で中共の法輪功に対する迫害の真相を伝え
ワシントンDCの法輪功修煉者たち

图2:了解真相的西方民众纷纷签名表示支持法轮功。
法輪功に対する迫害の真相を知り、迫害停止呼びかけの用紙に署名する観光客

 米国の警官「あなたたちの絶え間ない努力に感謝します。私は法輪功の真相を知ることができました」

 巡回中の警官が展示パネルをしばらく見ると修煉者に声をかけた。「私は仕事でよくここを通りますが、1度もこれらの資料を詳しく見ませんでした。今日は資料を読ませていただき、中国で発生していることに驚愕しました。あなたたちの絶え間ない努力に感謝します。そのおかげで、私は法輪功の真相を知ることができました」

 ドイツの若者「私は生体からの臓器狩りを知っています」

 ドイツの若者は、休暇を過ごすために米国にきたという。彼は「欧州議会の『中共の生体臓器狩りを非難する緊急決議案』を見ました。とても誇りに思います。これはわが国の議会が通過させた決議案なのです」と話してくれた。そして彼は署名した。

 中国からの観光客が積極的に三退する

 法輪功修煉者はパネルの展示、横断幕や放送などの方式で真相を伝えている。中国からの観光客が多く訪れ、修煉者たちは「4.25」陳情の真相、天安門焼身自殺の真相、中共による法輪功修煉者からの生体臓器狩りの真相、中共組織からの「脱退」の重要性について伝えた。ここだけでも毎週5百人以上、多いときは8百人の中国人が中共組織から「脱退」しているという。

 今年の冬、ワシントンDCの天候は例年より寒く、降雪も多い。しかし、中国からの観光客は例年より増えている。彼らはバスから降りて最初に目に付くのは法輪功が迫害されている事実を伝える場面である。足を止めて写真を撮る人、「共産党がなくなれば、中国は希望を持てる」「中国は中共ではない」などの横断幕を声をだして読む人、また入念に展示パネルを見る人もいた。中には「ここに書いてある言葉は、私たちが心から言いたい言葉ばかりです」という人「この写真を親戚や友人に見させます」という人もいた。

 中国四川省の山奥に住む女性3人(90代)は、親族訪問で米国に来たという。彼女たちは法輪功のことを知らず、迫害を受けていることも知らなかった。彼女たちは法輪功修煉者が伝える真相に感謝し、天から迎えが来る前に法輪功のことを教えていただき、私たちは必ず「法輪大法は素晴らしい」と言うことを覚えておきます。帰国したら郷里の人たちに伝えます」と言った。

 法輪功の真相を聞いた親子は、感極まって涙ながらに中共組織から脱退し、膝まずいて修煉者に謝意を表そうとしましたが、修煉者は「膝をまずいてはなりません。あなたたち親子が平安でいられることが、私たちの願いです。感謝するのなら私たちの師父に感謝して下さい」と言った。

 中国の東北人らしき女性3人は、バスから降りると法輪功の活動場所に向けて一直線にやってきた。慌てたように法輪功の資料を手に取り読み始めた。そして3人とも中共組織から脱退した。この情報を本国に戻って必ず身近な人に伝えるという。

 中国の若者が法輪功修煉者と40~50分ほど話していた。法輪功についてだいぶ理解したようだった。最後に法輪功修煉者に聞いた。「あなたたちが『三退』を勧める本当の目的は何ですか?」と。修煉者は「私たちは権力や金銭に興味がなく、人々を救い済度しています。中共は60年来、罪のない人々を迫害して8千万人を殺害しました。今はこの地球上で前例のない、法輪功に対する残酷な迫害を続け、生きている法輪功修煉者の生体から臓器を狩りとり売買している。天理が彼らを許しません! 中国人は彼らの本質を見破り、心底から邪悪な中共から離れ、中華の伝統ある文明に回帰することこそ、私たち一個人、家庭または中華民族まで希望を持てるのです」。その若者は満足した表情で「皆さんの幸運を祈ります」といって去った。

 中国陝西(せんせい)省の大学院生は、修煉者に「あなた達のことをよく知っています。私はいつもネット封鎖を突破してホームページを見ています」と言った。修煉者は「それでは三退しましたか?」と尋ねると、彼は「もちろん三退しました。今の中国はどうにもならない、食品に毒が入れられ、水も汚染されました」と答えた。そして彼は空を見て空気をいっぱい吸い込んだ。「アメリカの空気はとても新鮮で、土砂やチリが含まれていません」と言い残して去っていた。そのとき家族4人が尋ねてきた。修煉者はその家族と共に観光しながら法輪功が受ける迫害、三退の必要性について伝えた。その家族4人は中共組織から脱退し、束縛から解き放たれたのである。

 「資料を下さい、私は読みたいです」

 中共の宣伝に騙されている人々も多くいる。中国人観光客らがバスを待っていた。法輪功修煉者は法輪功の資料をもって訪ねた。バスガイドは観光客が資料配布を阻止し「警察に通報する」と言った。修煉者はそのバスガイドに言った。「彼らは知る権利があります。資料を見て信じるかどうかは彼らの自由です。『中国のように警察に届ければ賞金がもらえる』とでも思っているのですか? 忘れてほしくないのは、ここアメリカは自由な国です」。そのガイドは観光客に「彼らの話を信じないで下さい。彼らはアメリカ政府に雇われ、お金を支払われています」と嘘をついた。修煉者は自分が受けた迫害の実態について話し始めた。「私は法輪功を学んでいるという理由で3年以上刑務所に拘禁され、警官は私に法輪功の修煉を放棄する旨の書類に署名を強要し続けました。私は署名しませんでした。そのため、私の会社は強制的に閉鎖されました。私たちの活動はお金で買えるようなものではありません。それでは、私があなたに給料を払えば、こんなに寒い中であなたはやりますか?」と聞いた。そのガイドは聞かないふりをして、その場から立ち去った。このとき1人の若者が「おばさん、資料を下さい。私は読みたいです」と声をかけた。修煉者が資料を1部わたすと、彼は「もっと下さい。バスに乗った人たち皆が読みたいそうです」といって、資料を手にいっぱい持ってバスに乗り込んだ。

 「もっと話して、私たちは聞きたいのです」

 法輪功修煉者は毎日、とても感動する場面に出会うという。

 ある日、大勢の中国人観光客が技術博物館前に座り込んでいた。修煉者は彼らに法輪功の真相を伝え「自分のために中共組織から脱退して、素晴らしい未来を選択するように」と勧めた。彼らは聞きながら何度もうなずいた。修煉者は端に座っている人を指差しながら「あなたはとても善良に見えます。さて、あなたから始めましょう」と勧めた。彼は笑顔で同意した。そして次々と16人が脱退した。修煉者は「皆さんが脱退されましたので、私は安心しました。どうぞ美術館を参観してください」と勧めた。彼らは「美術館はいいですから、あなたたちの話しをもっと聞きたいです」と、修煉者に求めた。

 法輪大法は素晴らしい!」

 ある日、中国からの留学生に出会った。彼は話を聞いたが中共組織から脱退しなかった。修煉者はまじめそうな彼を見て「匿名で三退しましょう。脱退すればあなたの学業、生活、あらゆる方面において安定してきます」と、再度勧めた。彼は修煉者の誠実さに感動して三退した。そして10数メートルほど歩いたころで振り返り、親指を立てて声高らかに「法輪大法は素晴らしい!」と叫んだのである。

 「法輪大法の師父は素晴らしいです!」

 ある日、5人の中国人高官に三退を勧めた。1人の高官は中共組織から脱退した。修煉者は「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい! 覚えておいてください」と告げた。彼は拳を突き挙げて声高らかに復唱した。そして数歩歩いたところで振り返り、拳を力強く突き上げて「法輪大法の師父は素晴らしいです」と叫んだ。彼の声が公園全体に響きわたった。感動した修煉者は「あなたの善なる行動は天地を感動させ、鬼神をも泣かせています。あなたは必ず大いなる福をもって報われることでしょう!」と言った。彼は微笑みながら「そうです、私は必ず大いなる福に報われると信じています」と答えた。それを聞いたほかの官員も会心の笑みを浮かべた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/2/20/287891.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/2/21/145542.html)
 
関連文章