甘粛省の裁判所 70代の法輪功修煉者2人に不当判決
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 【明慧日本2014年3月19日】甘粛省白銀市の平川区裁判所は先月28日、法輪功修煉者・郭連清さん(71歳女性)、高喜栄さん(70)の2人に懲役4年6カ月の実刑判決を宣告した。その後、2人は甘粛省女子刑務所に拘禁されたという。

 郭さんの夫は白銀市平川区の炭田地質探査隊に勤務していたため、郭さん一家は会社の宿舎に住んでいた。郭さんは以前、多種の病気を患い、特に神経衰弱と心臓病が酷くて薬を服用しており、ショックで倒れることもしばしばあった。しかし、法輪功と出会った郭さんは、修煉して半年くらい経った頃、患っていた病気が消えた。そのため、郭さんは元気になり、病気のない身の軽さを味わうことができた。

 高さんは炭田地質探査隊の元職員。高さんは法輪功を学ぶ前、糖尿病、胃病、頭痛などの病気に苦しめられ、毎日、薬ばかり飲んでいた。1996年に法輪功を学んでから、知らないうちに病気が完治した。その後から高さんは一度も薬を服用したことがなかった。

 しかし、郭さんも高さんも中共(中国共産党)当局が法輪功に対する弾圧を開始してから、不当連行・拘禁、労働教養処分、実刑判決などの迫害を受けた。しかし、2人は屈せず、自らが受けた法輪功の恩恵を人々に話し、中共が法輪功を迫害している真相を伝えた。

 2012年12月21日、高さんと郭さんは平川区十字通りにある店で、1人の女の子に法輪大法の素晴らしさを話していたが、法輪功の真相を知らない人に通報された。そして、派出所の警官は2人を連行し、白銀市留置場に拘禁しようとした。同施設は高齢との理由で、2人の入所を拒否した。そのため、2人は翌日、家に帰ることができた。

 しかし、警官はあきらめなかった。昨年4月、派出所の警官は高さんと郭さんに嫌がらせを始めた。警官は2人を尾行したり、監視したり、家に行って騒ぎ立てたりした。また「法輪大法は素晴らしい」と人々に話したという理由で、2人を平川区裁判所まで連行した。その後、2人は家に帰れたが、軟禁状態で、家の前には24時間監視の人がいた。

 先月8日、大水頭派出所の警官は郭さんの自宅へ行き、不法侵入しようとしたが、郭さんと家族の抵抗で入れなかった。そして、警官らは高さんの自宅へ行き、高さんを連行した。13日午前、警官は再び、郭さんの家へ行き、郭さんを連行しようとした。郭さんの家族は郭さんの連行を懸命に阻止したが、警官は「俺らを妨害すると、お前らも一緒に連行するぞ」と脅迫した。郭さんは不当に連行され、銀区留置場に拘禁された。

 先月28日、高さんと郭さんは平川区裁判所に懲役4年6カ月の実刑判決を宣告され、甘粛省女子刑務所に拘禁された。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/3/4/288326.html)
 
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