トロントの観光地で中共脱党 中国からの教師ら(写真)
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 【明慧日本2014年3月23日】カナダオンタリオ州のトロント市中心部にある旧市政庁舎(Old City Hall)はローマ式の建築物で、有名な観光地でもある。ここを訪れる中国人はいつも脱党センターのボランティアスタッフに歓迎されている。

图:多伦多复兴罗马式建筑
トロントの旧市政庁舎

 中国からの教師「本当のことです。みんな脱退しましょう」

 週末のある日、中国の南方から約60人の英語教師が団体でやってきた。7、8人のボランティアスタッフはそれぞれ一組を案内し、中共(中国共産党)当局からの脱党の意義と全世界の情勢を説明し、脱党を勧めた。ある若い女性教師は話を聞いた後、「私はオーストラリアに行った時も同じ話を聞いたし、パネル資料も読みました。今日は決心して、脱退します!」と言い、そして同行者の方を向いて「彼らの話は本当です。皆さん、脱退しましょう」と勧めた。このようにして40人以上が脱退した。

 長春からの若者「三退は私たちの選択」

 ある日、7、8台の観光バスが到着した。その中の1台は全て高校生だった。中国の長春市から来た3人の高校生はとても純粋に見え、そしてスタッフの話をしっかりと聞いた。法輪大法は長春から伝わったという話を聞くと、「私たちの故郷です」と返事をした。

 スタッフから脱党を勧められた時、その3人は絶えず頷き「『三退』は私たちの選択です」と言って、脱党した。

 北京の大気汚染の原因を解明してもらった夫婦

 中型のバスから7、8人の観光客が降りてきた。ある夫婦に「トロントにきて最も感じたことは何ですか?」とスタッフが聞くと、夫婦は「ここは空気がとても良くて、住みやすいところですね。北京の大気汚染の酷さをご存知ですか? 空気にむせて、呼吸も困難です。北京周辺の工場を閉じたとしても改善さいません」と、苦情を述べた。

 スタッフは、中共が中国を統治して以来、中国の自然環境や伝統文化を破壊し、中国人を迫害してきた歴史を述べ、有神論の観点で中共の本質を暴いた。そして、中共の法輪功に対する迫害の実態、特に法輪功修煉者からの生体臓器狩りの真相を聞いた夫婦2人は「確かにそうです。脱退します」と言って、脱党した。

 湖北省からの商人「海外での三退は福の上の福」

 スタッフは湖北省から来た6人の商人に「現在1億5千万人が中共関連組織から脱退しました。あなたたちが出国することができたのは、あなたたちの福です。そして、ここで真相を聞くことができてたのは、あなたたちのもっとも大きな福です」と話した。商人は「本当に、海外で三退をすることは福の上の福ですね。では、脱退させてもらいます」と言って、6人全員が脱退した。

 武漢大学の教授「『九評』を研究したい、『轉法輪』を読みたい」

 ある日、「武漢大学の哲学教授」と自己紹介をした観光客がいた。その教授は東洋と西洋の多くの哲学を研究しているという。脱党ボランティアスタッフ・王さんは「『共産党についての九つの論評』(九評)を研究されたことはありますか?」と聞くと、教授は「ないです」と返事をした。王さんは「これはすごい著作です」と紹介すると、教授は「帰ったら必ず研究します」と言った。

 また、王さんは教授と法輪功について40分以上話した。教授は「心底から徹底的に脱党します。『九評』を研究したい。『轉法輪』を読みたい」と言った。

 離れる前に教授は「今朝起きるとき、頭が膨らんでいるように感じて、どうしてもここに来たかったのです。なるほど、ここであなたと一緒に研究することがあるからですね」と、言い残した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/3/10/288574.html)
 
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