懲役11年の不当判決 山西省の法輪功修煉者が迫害される
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 【明慧日本2014年3月25日】山西省陽泉市の王蘭芳さん(57)は2008年12月1日、法輪功を学んでいるという理由で、自宅に不法侵入してきた警官に連行された。その後、王さんは自白強要の拷問を受け、何も言わなかったが、警官に証拠を捏造されて罪を着せられ、同市鉱区裁判所に懲役11年の実刑判決を宣告された。

 その後、王さんは省女子刑務所に収容された。刑務所で警官はさまざまな手段を使って、王さんを「転向」させようとしたが、王さんは拒否した。しかし、刑務所で王さんは毎日、長時間奴隷のような労働を科され、健康状態が悪化したという。

 王さんは1999年から法輪功を学び始めた。中共(中国共産党)当局が法輪功への弾圧を開始した後、王さんは繰り返し迫害を受けた。

 2001年1月12日、王さんは法輪功への迫害停止を求めて北京へ行ったが、警官に連行されて順義県留置場に拘禁され、その後、他の留置場に移送された。留置場で王さんは名前と住所を言わなかったとして、コートと靴を脱がされ、手錠をかけられ、真冬に裸足でしゃがむ姿勢を強いられ、平手打ちをされた。警官は王さんを身体検査し、身分証明書を捜し出し、王さんを山西省の北京駐在事務所に移送した。事務所である警官は王さんを所持金を没収した後、王さんを宿所に入れ、3日間水も食事も与えず監禁した。

 連行されて5日目、陽泉市五鉱の貴石溝派出所の警官は北京に行き、王さんなど5人の法輪功修煉者を地元に連れ戻した。当日の夜、警官は王さんたちに寝ることを許さず尋問し続けた。尋問のとき、副所長は王さんを罵りながら蹴ったりした。尋問を終え、王さんたちは夜中に陽泉市にある留置場に移送した。その後、派出所の警官は王さんの家に行き200元をゆすり取った。

 その1カ月後、王さんは労働教養処分を下され、労働教養所に収容された。教養所で王さんは精神的にも肉体的にも苦しめられた。ある日、警官の陳春は王さんを呼び出し、大声で「王蘭芳、お前は法輪功をやめろ」と叫び、王さんはすぐに「私がなぜ法輪功をやめるのですか、死んでもやめません」と返した。それで、陳春はほぼ毎日、「お前に話がある。出て来い」と言って、王さんを呼び出し、麻薬常習犯を利用して王さんに暴力を加えた。

 2002年9月、王さんは労働教養所から出た。しかし、帰宅しても派出所の警官が自宅に来て、嫌がらせなどをした。

 2004年3月16日夜10時過ぎ、五鉱貴石溝派出所の所長ら警官数人がビデオカメラを持って、突然王さんの自宅に不法侵入し、王さんを連行して家宅捜索を行った。王さんの家にあるパソコン、プリンタ、DVDディスク、長男の身分証明書、携帯電話、子供用のホッチキスなどまで没収した。その日の夜、陽泉市の法輪功修煉者8人も連行された。

 その後、王さんは派出所から脱け出し、家に帰れず、放浪生活を余儀なくされた。

 2008年12月1日、王さんと息子は大同市で陽泉市公安局の警官に連行された。その後、懲役11年の重刑判決を受けた。王さんは現在、刑務所で迫害を受けている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/3/18/288860.html)
 
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