四川省の裁判所 不正裁判で法輪功修煉者に判決下す
■ 印刷版
 

 【明慧日本2014年3月28日】四川省瀘州市の裁判所は、中共当局の政法委・610弁公室の指示の下、さまざまな手段で法輪功修煉者を迫害している。以下はその数例である。

 説明なく開廷日を突如変更 

 瀘州市江陽区裁判所は、4日または5日の午前9時半に、法輪功修煉者の李延鈞さん・楊太英さんに対して裁判を行うことを弁護士に正式に伝達した。先月28日、江陽区裁判所はまた電話で4日に弁護士が出廷できるかどうかを確認し、弁護士は出廷できると返答した。しかし、開廷前日の3日午後、瀘州市裁判所は期日を変更すると弁護士に知らせた。

 法律を無視し、強行判決 

 2013年5月9日、瀘州市江陽区裁判所は法輪功修煉者・黄朝珍さんに対して裁判を行っていた時、わざとスピーカーから騒音を出させたり、あるいは音声を消させたりして黄さんの弁護士の発言を妨害した。 

 昨年11月19日午後3時頃、瀘州市江陽区裁判所は再び開廷し、10分も経たないうちに、黄朝珍さんに対して懲役5年を宣告した。 

 秘密裏に判決を下す 

 2009年6月23日、瀘州市江陽区裁判所は定年退職した助教授の唐旭珍さんに対して不当裁判を行った。法廷では裁判長・検察官・警官のほかに、傍聴者は1人もいなかった。この事件に関心を持った唐さんの親族と友人は誰も開廷の知らせを受け取っていなかった。法廷での裁判から判決まで、すべて非公開の状況下で行った。最後、司法部門は唐さんの訴状を取り押さえ、70代の唐さんを四川簡陽市の養馬河女子刑務所に投獄し、3年半にわたって迫害した。 

 弁護士を退廷させる 

 2009年3月5日、瀘州の楊明さんは瀘州江陽区裁判所で、非公開裁判にかけられ懲役5年の不当判決を宣告された。楊さんの親族は現地政府・人民代表大会・政協に告訴し、瀘州江陽区の司法機関が法に反して期限を超えて拘禁したり、非公開裁判で無実の罪を着せたこと、司法関係者が法律を無視して無理やり楊さんを法廷に立たせた実情を述べた。 

 2009年4月27日、瀘州市中級裁判所(高裁にあたる)は楊さんに対して2回目の再便を開廷した。法廷で、楊さんの弁護士は法律に基づいて無罪を弁護した時、裁判官は何度も弁護士の発言を阻止した。2人の弁護士は正常な弁護ができず、憤然と法廷を離れて抗議を示した。裁判官はこの状況下であったが、すぐ前回と同様の判決を下した。 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/3/14/288640.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/3/16/145910.html)
 
関連文章