明慧法会|尋常であり、また尋常ではない法を正す修煉の道(一)
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文/遼寧省瀋陽市の大法弟子

 【明慧日本2014年3月31日】偉大なる師父、こんにちは! 全世界の同修、こんにちは!

 「明慧ネット第9回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会」の原稿募集の吉報が伝わってきたので、本当に私は嬉しくもあり、また恥ずかしくもあります。喜ばしいことは、私が交流原稿を書き、慈悲で偉大なる師父が必要となさるものを圓溶していることで、中国大陸の大法弟子に9回目の向上のチャンスを与えてくださったからです。また、中国大陸大法弟子が体得するためでもあるからです。しかし恥ずかしい事に、10数年来の修煉上でうまくいかなかった所がとても多いのです。自己の修煉上で三つのことをしっかり行い、師が衆生を救い済度することのお手伝いをする中での心性の感動を、向上するとともに書き上げ、師父にご報告し、以下で同修と交流します。

 一、修煉を始め学法する

 私は1997年7月に修煉を始めた高齢の修煉者で、修煉を始めた年はすでに61歳で、私は退職教師でした。師父の『転法輪』は、私が何年もの間なぜかわからなかった来生への思いを開きました。個人修煉の段階で、私は毎日同修と一緒に学法し、煉功し、法を伝え、学法グループで同修たちと互いに切磋琢磨しあい、自分のどこが良くないのかを見つけ、次回はもっとうまくやりました。絶え間なく心性を向上させるだけでなく、師父が発表なさった他の経文も学び、それだけでなく、『精進要旨』も通して覚えました。私は法を理解し、人生の何たるかをすっかり悟り、それらはその後の修煉の中で大法を堅く修めることの礎を私に与えてくれたので、ずっと穏やかに返本帰真の路上を歩き、みっちり基礎を学びました。

 1999年「7.20」の後、中共(中国共産党)は狂ったように大法と修煉者を迫害し、師父を誣告して罪に陥れたため、しばらくは形勢が急変し、これまでの修煉環境を逸しました。それでも私の大法を堅く修める心は、ひるみませんでした。それは、大法は真実で、師父は無罪だからです。法の中から自分の考え方を正しい道に立ち返らせ、デマを飛ばして私の頭に衝撃を与えた邪悪を滅ぼしつくすために、私は学法を強化しました。毎日『転法輪』を1講学んでいましたが、毎日3講学ぶまでに増やしました。後に、同修と連絡をとり師父の最新経文が発表されると、私は学び記し、覚えました。例えば、『心性を見る』『心自明』など全部を暗唱し、『洪吟二』を繰り返し繰り返し覚えました。私が続けて学法すると、師父はどんどん私の正念を悟らせ、私の知恵を開き、大法も絶え間なく私の身体と心を鍛えてくれました。

 2008年、私は『転法輪』を覚え始め1年かかりましたが、ついに『転法輪』を一通り覚え、それから『転法輪』を毎日1講ずつ覚え続け、1か月に3遍覚えることができ、現在まで、基本的に『転法輪』を通しですらすらと暗唱できます。私は今、毎日3時間の学法時間を確保し、さらに師父の他の最新経文を勉強し、「明慧週刊」を見て、同時に同修と学法グループおよび書面上で交流し、自分の人心を内に向けて探し、法を用いて正しい道に立ち返ろうとしています。

 大量の学法で私の心性は昇華され、切り捨てた情は慈悲に転換し、名誉と利益に対する心が取れ、人の執着の何もかもは要らず、偉大なる佛法が私を鍛えてくれます。それは私の返本帰真の保障であり、それは私の未来へ法を伝えるための願いなのです。

 二、家庭で心を修め、執着を取り除く

 私が大法を修めて以来、夫と子供はみな、支持してくれていますが、それは、夫と子供が大法の素晴らしさと超常さを見たからです。私は多種にわたる根深い病気にさいなまれていました。生活上ほとんど自活できなかったおばあさんが、血色良く顔はつやつやして、表情が生き生きとして輝いている人になったのを、夫と子供は見ました。何でも思い通りにしたく、私利私欲をむさぼっていた女から、人当たりが柔らかくて近づきやすく、他人のために生きる女になったのを、夫と子供は見ました。夫と子供は「法輪大法は素晴らしい!」と言いました。「7.20」以後、中共の迫害が激しくなっても、私が「三つのこと」をしっかり行うことを家族は止めず、気を付けることと、安全に気を配ることをただ言い含めただけでした。とはいえ、これは、家庭と関わらなくなり、その日々を送らなくてもいいというわけではありません。

 2002年、夫が脊髄小脳変性の病気を患い、多方面で治療をしましたが、注射も薬も効果がなく病気が悪化し、ついに最後には昼間眠って夜8時か9時に大声を出し始め排泄が続き、それがない時は、30分に1回大声を出すか、50分に1回大声を出し、それが夜明けの3時まで続きやっと停止するのですが、おかげで私は夜に眠れないわけですから、苦しい思いをさせられました。

 私には「旧勢力が準備して私を試し迫害し、私が情を望んでいるか、それとも修煉する必要があると思っているのかを見ている」ということが学法を通してわかりました。師父が旧勢力を認めていませんので私も認めなかったので、旧勢力は形を変えて手配りし、私は忙しく苦しく疲れて「もうたくさんだ」と思いましたが、私は恐れず強く持ちこたえました。その期間中、私は修煉で緩んだことがなく、学法、煉功、発正念、真相資料を配ったりなど、もれなく行い、やれるだけやり、毎日欠かしませんでした。夫については面倒を見なければなりませんでしたが、子供たちもみんな手伝ってくれて、夫は意識がはっきりしている時に私の手を握って、「私はあなたの足手まといになり、苦労を掛けて、ごめんね、ありがとう」と心から言ってくれました。熱い涙が私の頬を流れ落ちました。夫は2005年5月に亡くなり、大法修煉者の善念と善行を見た子供たちと親戚の者たちは、私に「とても良く夫を世話して、本当に大変だった」と言いました。こうして私は旧勢力の私への迫害を打破したのです。

 夫が亡くなって、私は一度悲しくなり、数十年も困難を共に切り抜けた事や、在りし日の仲の良さがありありと目に浮かんで忘れられなかったので、一時期いつも泣いていました。こんな時、『転法輪』を両手で持って何度も何度も読んで勉強すると、私の夫婦仲に対する執着を大法は少しずつ打破し、大法は私の正念をいっそう強くし、どんなに大きな苦痛でも、もう私を押しつぶすことはできず私は倒れることはなく、やっと以前の修煉状態に戻りました。

 年を取るに従って(70歳を過ぎました)、子供たちはみんな、私が一人暮らしをすることに同意せず、2008年、息子は自分の家へ私を呼びましたが、息子と嫁と孫の家族三人で、仲睦まじい家庭のはずが、息子と嫁は言い争っており、ふたりは会うと喧嘩していたのです。詳しく聞くとどうでもいい事で、どれも「あなたが床を拭いて1枚のメモが落ちてきた」とか、「息子が水を注いで少し机の上にこぼした」とか、その程度のことで2人は喧嘩が絶えず、今日喧嘩したら明日また続けて言い争っていました。息子は私に対しても棘のある石のような苦い顔で、嫁もいやな顔をしていました。私が孫に聞くと、「二人はこんな感じで、毎日喧嘩が絶えず、うるさくてしょうがないです」と言いました。私はしばらく観察して、何が問題点なのかを見つけたところ、「息子の家に憑き物がいた」ということだったのです。

 嫁の母親はイタチに取り憑かれて幾年にもなります。立ち退きのために、嫁の母親は私の息子の家に住んでもう2年になり、何らかの非常に良くない物を持ち込み、嫁も陰で偽の神仏に線香を上げて拝んでいました。私が座禅を組むと居間で音がし、特に窓ガラスはさらにひどく音がしていたことに私は気付きました。

 師父は『転法輪』の中で「常人の目には、動物がいかにも強く、簡単に人間を左右することができるように映っていますが、実は大したものではありません。本当の修煉者の前では、それらは何ものでもありません。何百年、何千年修練したとしても、小指の先の一ひねりにも耐えられません」と説かれました。

 私は大法を学ぶ者で、本当の修煉者ですからその憑き物が怖くないので、私は発正念でその憑き物を清めました。ある日、私は午前2時ごろ、人がベッドの側に座り唸り声を出しているかのように感じ、それから、その憑き物はヘルメットに似た黒い物を私の頭にかぶせようと、力を入れて押さえつけていることを、眠りの中で感じました。私はかぶりたくなかったので、その憑き物は目的を達せられず、逃げて行きました。また大きな楕円形のお皿に、1匹の猫に似た形をしている動物が皿の縁沿いを回るように走っていたのですが、その動物はどうしてもそのお皿から逃げ出すことができませんでした。数日後、再び私は夢の中でそれを見ました。私はタイミングを見計って棒でその動物を叩き、続けて2回叩き、棒でその動物をひっくり返して見たところ、なんとイタチでした。

 私は目覚め、「師父がその憑き物を一定の範囲内(そのお皿の中)に拘束し、弟子を守るためにこの邪霊を取り除いてくださったのだ」ということがよくわかりました。息子と嫁はそれほど喧嘩しなくなりましたが、家ではまだ不安を感じていました。あの供えてある物を片付けるよう、私は嫁を説得しましたが、「それはいけません。片付けたら、やかましさはさらにひどくなります」と、嫁は言った上で、「不祥事続きになります。以前すでに片付けたことがありますが、ただではすみませんでした」と述べました。

 幾日もせずに、私は夢の中で誰かが私の右手の中指の先から物を引き出したことに気が付きました。見ると、その憑き物が私の指先から抜き取ろうとした物は約2寸の金色の円柱形の物で、その憑き物は私の功を盗もうとしていたのです。その憑き物は3回引っ張りましたが、持ち去ることができませんでした(師父が私を守ってくださいました)。続いて、大刀魚のようなものが私の前に漂っているのを見たので、私はその頭をぐっとつかんで、下に落としました。手を放してちょっと見たところ、床に落ちて私に頭をひねり裂かれたのは青黒い大蛇で、大蛇は頭と体が切り離されて死んでいました。目が覚めて、私は師父に大変感謝し、自信を持って嫁に「あの仏像を片付けましょう。今度は大丈夫です。私の師父があの憑き物を取り除いてくださいました」と話しました。嫁はまだ少し疑っていましたが、私は嫁のために供え物用の器具をすぐ壊しました。しばらくして、師父は息子の家の居間にもバリアを張ってくださったので、それからは私の学法と煉功の環境は静かになり、息子と嫁が言い争うこともなくなり、家は平和で不安を感じなくなりました。師父に大変感謝いたします。

 末法では、ひどい魔が出動し、人間社会に災難と変乱をもたらし、人間界はすでに酷く台無しになっており、息子の家は一つの事例です。このような乱世で、誰が治め正しい世に戻すのでしょうか? 真の修煉者は誰のご加護を受けられるのでしょうか? そのことがおできになるのは師父だけです。慈悲で偉大なる師父は心が弟子とつながっており、宇宙の衆生(私の肉親を含む)と繋がっています。師父の正法はこの果てしない大法を衆生に伝えることによって、本当に弟子を加護してくださり、本当に衆生を救ってくださるのです。弟子の正念が足り、力強く師父を信じ法を信じさえすれば、師父は何でも私たちのためになさってくださり、衆生が「法輪大法は素晴らしい」と信じれば、師父は衆生を済度してくださいます。それから息子は「三つのこと」をする私の味方になってくれました。

 ある年の、まるで氷と雪の世界のような寒い午後、地面が鏡面と同じように滑るので、息子は私が真相を伝えに出かける時、私が滑って転ぶかもしれないと、私が必ず通過する橋に、息子は仕事の終わりを繰り上げて私を迎えに来てくれました。息子は私をすでに1時間余りも待っていたのですが、何の不平も言いませんでした。息子は私をしっかりとつかまえて歩いてくれて、私が足を滑らせると、息子は私を落ち着かせましたが、しかし、息子の方が転げそうになりました。師父のご恩は広くて大きいので、人類の言葉では言い尽くせませんが、私の煉功で私の肉親もまた恩恵を受け、大法は私の子供たちをも正しい道にたち返らせてくださいました。弟子はもっと精進して修煉いたします。

 (続く)

 (明慧ネット第9回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/11/9/264911.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2012/12/7/136560.html)
 
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