甘粛省:13回連行された女性教師が受けた迫害の数々
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 【明慧日本2014年3月31日】甘粛省景泰県の法輪功修煉者・張又夫さん(54歳女性)は、中共(中国共産党)が法輪功への弾圧を開始して15年来、13回にわたって不当に連行された。また、労働教養処分を2回下され、懲役3年の実刑判決を受けたこともあった。教養所や刑務所に拘禁されているとき、張さんは暴行、吊るし上げ、野蛮な灌食、睡眠の剥奪などの迫害を受け、苦しめられた。

 張さんは、条山グループ会社に所属する音楽学校の教師だった。張さんはかつて、神経衰弱、頭痛、めまい、 胆嚢炎、胆石、胃病、関節炎、婦人科病、頸部脊椎症、肩関節周囲炎、目の痛みなどの病気を患い、さまざまな治療法を試して見て、いろいろな薬を飲んでみたが、効果はなかった。1998年、張さんは法輪功を修煉し始めた。修煉につれて、張さんは知らないうちに病気が治り、心身ともに元気になった。その後、張さんはいっそう厳しく、「真、善、忍」で自己を律し、いつも他人のことを優先させ、仕事も頑張った。そして、張さんは何度も賞を授与された。

 しかし、中共政府は1999年7.20から、法輪功に対する迫害を発動した。張さんは法輪功を学んでいるとの理由で当局からの迫害を受けた。

 2000年4月のある日、張さんは白銀市金魚公園で法輪功の功法を練習していたとき、白銀公園路派出所の警官に連行されて、市麻薬更生施設に15日間拘留された。解放された張さんは5月、学校に出勤したが、学校側が勝手に解雇し、教師の資格も取り消された。学校の先生も学生も張さんのことを聞いて驚き、教え子たちは泣き出した。

 2000年6月は、張さんは北京の天安門広場に行き、「法輪功は罪を着せられた」と叫んだが、警官に連行された。その後、張さんは脱け出すことができたが、帰る途中の甘唐駅で再び連行され、中衛留置場と景泰留置場に1カ月ほど拘禁された後、労働教養処分1年を下され、省の第一女子労働教養所に拘禁された。

 教養所で張さんはひどく殴打され、睡眠を剥奪され、独房に監禁され、野蛮な灌食などの迫害を受けた。張さんは両腕を開かれて高さの違うベッドの間に手錠をかけられ、トイレに行くことを許されず、5日間苦しめられた。そのため、張さんの両腕、両手は数カ月間腫れ上がり、後遺症が残った。

 迫害に対して、張さんは断食で抗議したが、警官に教養所の医務室に連れられ、ベッドに固定されて、灌食された。あまりに乱暴な灌食で張さんは命を落とす寸前だった。

酷刑演示:野蛮灌食
拷問の実演:野蛮な灌食
酷刑演示:暴打
拷問の実演:ひどく殴打される

 警官は張さんを「転向」させるため、受刑者を利用して張さんを監視させ、殴ったり蹴ったりの暴力を振るわせた。しかし、張さんは決して屈しなかった。そのため、張さんは数日間にわたって立たされ、奴隷のような労働を夜中3時まで強いられた。

 満期になった張さんは、「転向」しなかったため、不法に4カ月間、期間を延長された。2001年12月11日、張さんは解放されたが、教養所の迫害によって、記憶を喪失し、力が入らないなどの症状が現れた。

 2001年末、張さんは再び、天安門広場に行き、「法輪大法は素晴らしい」と叫んだ。警官は張さんに向かって駆けつけ、張さんを連行し、留置場に拘禁した。留置場で張さんは断食で抗議したが、灌食された。18日間連続して灌食され、死にそうになった張さんは列車の駅に捨てられた。張さんは目が覚め、必死に立って歩き、家に帰る列車に乗った。

 2002年7月20日、張さんは人に法輪功が迫害されている真相を伝えていたとき、警官に連行された後、家宅捜索をた。その後、張さんは2年の労働教養処分を下され、省女子第一労働教養所に拘禁された。

 教養所で張さんは「転向」を拒否したため、高さ3メートルぐらいのところに吊るし上げられた。

 2005年5月、張さんは列車に乗ったとき、法輪功の書籍を読んだため、列車の警官に連行され、景泰県公安局に送られた。その後、警官は張さんの保証金として家族に2000元を支払わせ、張さんを釈放した。

 2006年8月1日、張さんは白銀市安全局の宿舎に法輪功の資料を配ったため、警官に連行された。その後、6カ月近く拘禁された張さんは、白銀区裁判所に3年6カ月の実刑判決を言い渡され、2007年3月に省女子刑務所に移送された。

 刑務所で、張さんは肉体的にも精神的にも苦しめられた。張さんは毎日、法輪功を貶すビデオを見せられ、小さい椅子に座らされ、「三書」を書くことを強いられた。警官の言うことに従わなかった張さんは、すぐに暴力を振るわれ、立たされ、睡眠を奪われ、体はいつも傷だらけだった。

 その後、刑務所から出た張さんは家に帰ったが、地元の警官に嫌がらせされるばかりだった。仕方がなく、張さんは新疆に行った。2013年8月29日、張さんは法輪功修煉者・唐静さんと一緒に帰る途中、ウルムチ県公安局板房溝派出所の警官に連行された。その後、張さんは15日間を拘留され、唐さんは未だに拘禁されている。

 2013年12月11日午後、張さんは勤め先の小学校で、警官に連行された。警官は「法輪功のことを人に言った」として、張さんを15日間拘禁した。

 張さんが残酷に迫害された事実は、中国で法輪功修煉者に対する迫害の氷山の一角にすぎない。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/3/16/288807.html)
 
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