四川省の法輪功修煉者が不当連行 妻は死亡
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 【明慧日本2014年4月2日】四川省巴中市の法輪功修煉者・趙剛先さんは2013年10月5日に地元の警察に不当に連行された。当時、趙さんの妻李月英さん(60代)は毒蛇に噛まれたが、面倒を見るべき趙さんが警察に連行されたため、彼の妻は傷の痛みで死亡した。

 現在、地元の公検法(公安局、検察院、裁判所)は互いに結託し、趙さんに懲役を下そうと企んでいる。

 趙さん夫婦は昨年、同市の音陽区九鎮郷二村の会計係に告発され、昨年10月5日に恩陽区公安局が警官に逮捕するよう命じた。

  同日午後、公安局の警官は数人の警官を連れて、村の主任の案内によって趙さんの自宅に不当侵入し、趙さんを逮捕した。

 当時、趙さんの妻の李さんは毒蛇に噛まれて数日間、床に伏したままで、飲食もできず、足と腹部が腫れて危篤に陥っていた。子供が離れた町で生活をしているため、趙さんが連行されてから李さんは一人になり、世話をする人がいなくなった。警官らは李さんに、趙さんを明日釈放すると嘘を言い、家宅捜索をし、法輪功の書籍、資料、現金などを没収した。

 李さんは重傷で世話をしてくれる人がおらず、10月26日朝に死亡した。享年61歳。

 恩陽区公安局国保大隊長、教導員らは趙さんに妻の李さんが死亡したことを隠し、趙さんの子供の「父親を解放して母親の葬式に出席させてほしい」という申し出にも応じなかった。再三にわたって九鎮郷二村三組に潜り込んで村の人々を恐喝し、趙さんの犯罪証拠を収集し、恩陽区検察庁、裁判所、巴州区裁判所と結託し、趙さんに逮捕令状と裁判の通知を出した。

 恩陽区裁判所の所長らは再び4月1日午前中、巴中市巴州区裁判所で趙さんに裁判を行い、長期にわたって監禁し、趙さん、李さん夫婦を迫害した事実を隠し、政治資本と利益を搾り取ろうとしている。

  (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/3/31/289382.html)
 
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