明慧法会|心を尽くして真相を伝える(一)
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文/山東省の大法弟子

 【明慧日本2014年4月14日】(次の文へ

 師父、こんにちは。同修の皆さん、こんにちは。

 今回の法会で、私が師父にご報告申し上げる主な内容は、この2~3年法をしっかり勉強した上で、多くの人を救い済度することで心がけたこと、肝心な時に自分の心性を守り、善をもって自分を迫害した人に接し、善の力を体験し、心性が昇華したことです。実践の中で、師父の教えさえ聞けば、道は歩めば歩むほど広がることが証明されました。

 一、心を尽くして人を救い済度した物語

 「早く私の村を救ってください」

 3年前の正月、友達の家に真相を伝えに行きました。当時6~7人が遊びに来て、彼たちは真相を聞き、DVDと小冊子をもらって喜んで家に帰りました。

 夜、友達は「救われたのはこの数名だけですが、この山村は百数戸あり、皆真相を聞いたことがないので、早く私達の村を救ってください」と言いました。当時、私は少しぼんやりし、今までまだ考えていなかったことだったので、「考えてみます」と言いました。

 昼間、村を一軒一軒を訪ねることは本当に怖いと感じましたが、私は思いました。連行されることや苦労することなどは恐ろしいのに、どうして衆生が真相を知らず、救い済度されないことは恐ろしくないのでしょうか? 師父はおっしゃいました。「大法弟子はすでに各地区の人類が救われる希望になっています」[1] 私は涙を浮かべながら、彼女に言いました。「ご指摘ありがとうございます。あなたは修煉していませんが、全ての村人々のことも考えていて偉いです。私は帰って、資料を揃えてすぐ戻って来ます」。

 三日後、私はその村で一軒一軒を訪ね、真相を伝え、DVDを配り、留守の家には小冊子を配りました。夜、空は真っ黒になって、バスも無くなりました。村の人は同修に電話してくれ、同修は車で迎えに来ました。私は心から師父の保護に感謝し、それから自信がつき、冷風や酷暑や雨や雪などに関わらず、バスに乗って農村に行きました。三年間、私は正々堂々と56の村を周り、大きな村は800戸、小さい村は100戸ぐらいで、その95%以上に資料を配りました。

 真相を伝え、三退を勧めることは難しくないのですが、難しいのは魔難の中でずっと続けることです。一つの村にもこんなに多く人がおり、どんな人もいます。安全かつ順調に配るため、法をしっかり勉強し、正念をしっかり発し、常に内に向けて探せば、世人の背後にある邪悪の要素も取り除かれ、妨害されないのです。そうしなければ、世人は信じず、業力も作ってしまうのです。

 長距離バスの係員がバスの中で神韻DVDを放送

 私の故郷には48の村があり、主人の故郷には40の村があります。そちらの村には同修が少ないため、私はDVDや小冊子、『九評』などを配りに行きました。村には三世帯で暮らしている家族が多く、真相資料はすぐに広まりました。

 村を出た後、建築用の砂や石を運ぶトラックがたくさん見えました。それらのトラックは凸凹の道をゆっくりと移動しているので、私が神韻DVDを持って車の前から手を振ると、ほとんどのトラックが停まりました。それらの車の運転室は高い位置にあり、私は懸命に上り、若い運転手たちに言いました。「お兄さん、お金は二番目で、安全が一番目ですよ。この神韻DVDを見れば、もっと安全に運転できますよ」。彼らはみな「おばさん、ありがとう」と言いながら、DVDを喜んで受け取りました。30数枚のDVDをすぐ配りましたが、私は全身土まみれになりました。

 私はバスに乗っているときも、神韻DVDを配りました。ある日、バスはある停留所に着き、乗車する客が多く、私は乗車してきた一人一人に神韻DVDをあげました。またある日、村から帰る長距離バスの中で、残り十数枚のDVDを配りました。バスの中にテレビがあり、バスの係員は喜んで神韻を放送し、乗客はみな元気が出て、観賞しながら称賛しました。途中、私は下車する前に乗客に言いました。「同郷のみなさん、終点までDVDを全部観賞してくださいね。ほんとうに佛光が普く照らすのです」。皆はありがとうと言いました。遠く去ったバスを見て、私は両手を合掌し、師父に感謝いたしました。

 ある家族のお祝いの日

 ある日、私は村のある住宅に訪ねると、大勢の人が父親の誕生日を祝っていました。家族全員が真相を聞いて理解し、三退を表明しました。その父親は定年した教師で、『九評』をもらって大変喜び、家族の皆もDVDをもらいました。

 次に私が訪ねた家には80数歳のお婆さんがいて、彼女は足が不便で、杖を使い、他のことを全然覚えられず、「大法が素晴らしい」だけを覚えました。私は彼女に言いました。これは最高の天法で、だれも超えられません。毎日念じてください。私は急いて去ろうとすると、後ろから「後ろを向いてください」という声が聞こえました。私が後ろを見ると、涙が一瞬にして流れました。彼女は杖を両足の間に挟み、両手を合わせ、「ありがとう。大法は素晴らしい。忘れません」と叫びました。私は彼女に手を振り、「師父に感謝してくださいね」と言いました。

 続いて訪ねた家は新婚を祝っていました。私は祝福の言葉を言い、一人一人に神韻DVDを配り、皆に「親戚や友人などにも見せてください。幸福をもたらしますよ」と言いました。この家のお婆さんは「うちは今日2つも良いことがあって幸せですね」と言いながら、家を出た私を追いかけ、お祝いの飴やお菓子をくれました。お昼、私はお腹がすいたので、いただいたお菓子を食べようとしましたが、本当に人を救い済度されたのは師父だと思ってやめました。夜、お祝いの品を師父の法像の前に置いて言いました。「師父、先に召し上がってください。世人に代わり、師父の済度のご恩に感謝いたします」。

 師父の慈悲なる按排

 我が市の山のところに4つの小村があり、下車して十数キロを歩いてやっと着くとのことでした。私は重い荷物を2つ持ちながら歩いていくと、到着まで半日かかり、どうすればいいか悩みました。翌日朝、同修から電話が来て、「今日は休みです。車は必要ですか」と聞きました。私は嬉しくなって「よかった。師父はあまりに慈悲で、私の悩みをなくされました」と答えました。同修は私を村の入り口まで送り、その日4つの小村の100戸あまりに真相を伝えました。

 90歳のお婆さんと海産物を販売する中年

 ある約90歳のお婆さんは真相を聞いて、自分が神を最も信じていると言い、「誰があなたに人を救わせたのでしょうか」と聞きました。私が「神仙の師父です」と答えると、彼女は私を手伝い、杖を持って一軒一軒ドアをたたき、言いました。「早く来てください。神仙は彼の弟子をここに派遣されました。真相を聞いてください」。人に会うと、彼女は杖を横にして人の足を止め、真相を聞かないと通しませんでした。

 他の小山の村で、私は海産物を販売している40代の人に会いました。彼は真相を聞いて三退を表明し、そして各種のDVDと小冊子をもらいました。彼は私を手伝い、海産物を買いに来る客たちに真相の話をし、ときには門の高いところに隙間がある家で私を助け、資料を入れてくれました。夕方になって、彼は「どこから来たのですか?」と聞き、「法輪功はお金のためにやっておらず、今日このような人はあまりいません。今夜車で送ります」と言いました。私はありがとうと言って歩き続け、途中にある老人センターに入って真相資料を全部配りました。

 (続く)

 注:

 [1] 李洪志師父の著作:『各地での説法十・明慧ネット十周年法会での説法』

 (明慧ネット第10回中国大陸大法弟子修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/11/22/282159.html)
 
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