【明慧日本2014年4月17日】黒竜江省の大慶市刑務所第一監獄区に拘禁されている法輪功修煉者・傅文昌さん、王金玉さん、楊成山さん達は先月24日、「法輪功を修煉することは罪ではありません。私たち修煉者は無罪です」と主張し、囚人扱いされて奴隷のように酷使される労働を拒否した。そのため、警官は修煉者たちに暴力を振るい、楊さんは頭部を打たれて左眼にあざができ、今でも目まいがするという。
楊さん(58歳男性)は黒竜江省水利第二技術部の職員。楊さんは法輪功を学んでいるとの理由で2007年、阿城区裁判所に懲役12年の実刑判決を下され、大慶刑務所に拘禁された。
先月24日午後3時過ぎ、同刑務所第一監獄区の警官は受刑者に労働内容を伝え、作業場に入るように指示したが、6人の法輪功修煉者は動かなかった。第一中隊の指導員が修煉者たちに「お前たちはなぜ、作業場に行かないのか」と聞いた。修煉者たちは「私たちは罪を犯していません。囚人扱いをやめてください」と答えた。
それを聞いて、指導員は激怒し、楊さんをひどく殴打した。ほかの修煉者はすぐにその指導員の行為を制止したが、止められなかった。そして、修煉者たちが「私たちに死ぬまで暴力を振るっても、作業場には行きません」と言うと、指導員の手がやっと止まった。
拷問の実演:暴行される |
しかし、その後、警官は修煉者たちの服を脱がして燃やし、修煉者たちを裸で立たせた。
第二中隊に拘禁されている王金玉さんは、「私は罪を着せられたので、犯人ではありません」との理由で、囚人服の着用を拒否した。そのため、警官に頭部をベルトで強く打たれ、顔や耳などが腫れ上がった。
現在、強制労働を拒否した修煉者6人は身体の自由を制限されている。6人は昼間、作業場に行かされ、ただ座っているだけで、その場を離れることは許されないという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/4/12/168.html)