【明慧日本2014年4月18日】26歳の息子は昨年の10月初め、夜勤が終わり、同僚のオートバイに乗って帰る途中、ある十字路で方向転換をしようと待っている間に、後ろから猛スピードで走って来たオートバイに突き飛ばされ、頭を地面に打ち付けました。私は病院に駆けつけ、担架に横たわっている満面血まみれの息子を見た時、思わず泣き崩れました。
検査結果 1.顔面頭蓋の多発骨折(左)、2.視神経損傷(左)、3.上眼窩裂症候群(左)、4.左前頭葉の脳挫傷、5.外傷性くも膜下出血、6.頭蓋内圧亢進、7.左前頭骨の硬膜外血腫
息子の顔はまるで大きな血の桃のようでした。私が最も辛かったのは、左前頭骨の粉砕骨折のため、息子の二つのきれいな目は全く動かず、まぶたも開けることができなかったことです。まぶたは青紫色に腫れあがっていました。医師からは、「この目は使えなくなる覚悟をしてください」と言われました。息子がこんなに大きな苦痛に耐え、また左目を失うという不幸に直面して、私はとても辛くてたまりませんでした。
時間は経過しても、治療の効果はありませんでした。顔の腫れは消えましたが、まぶたはまだ少しも開きません。
1週間後、法輪功を修煉している王さんが病院へ息子を見舞いに来てくださいました。王さんは真心を込めて、「『法輪大法は素晴らしい』、『真・善・忍は素晴らしい』と念ずれば、あなたの体に必ず良い変化がありますよ」と息子に教えてくれました。息子はその時、直ちに念じました。それから王さんと息子はまた声を出して「李大師は素晴らしい」、「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍は素晴らしい」、「李先生、お助けください」とお願いしました。
念じて、念じて、繰り返し何度も念じました。息子は突然大声で「お母さん、目が痛い」と言いました。その時、息子の周りにいた人たちが皆、息子のまぶたがぴくぴく痙攣し、また初めてほんの僅かな隙間を見ました。私は、法輪大法の非常に不思議な現象を目にしました。
私が息子の状況を医師に報告した時、医師は「あり得ないことだ」と言い、息子を見た後には、「あまりにも幸運すぎる」と言いました。その後、息子のまぶたは依然として開くことができませんでした。しかし、息子は必ず良くなると固く信じて、「李先生は素晴らしい」「法輪大法は素晴らしい」「真・善・忍は素晴らしい」「李先生、お助けください」と念じ続けました。
20日後、私は息子と一緒に北京のある大きな病院へ行き、有名な眼科の専門医を探し当てました。手術前、専門医はこれまでの経験から、「受傷後、20日過ぎると、視神経が死んでしまうため、望みは薄いでしょう」と言いました。手術台の上で、医師が息子のまぶたを開けると、息子の目は直ちに動きました。それを見た医師は「なんと運がいいんだろう。あまりにも幸運だ。視神経が20日経っても依然として生きているとは。本当に奇跡だ」と嬉しそうに言いました。
北京から帰って5、6日後のある朝、息子が突然叫びました。「お母さん、早く見て、僕の目が開いたよ!」
息子の目が開いたのを見て、私はとても嬉しくて、嬉しくて、空が突然晴れ渡ったように感じました。息子と一緒に交通事故に遭った別の2人は、息子より軽傷だったのですが、視神経はすでに死んでいました。息子の病状を知っている人は今の息子を見て、みんなはしきりに「運がよかった」と言います。
これは「法輪大法は素晴らしい」と念ずれば、「災い転じて福となす」。いつも心に「法輪大法は素晴らしい」があれば、幸せになり、平安で健康になれるという証明でもあります。
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/4/8/90.html)