黒竜江省の法輪功修煉者2人 刑務所で迫害され健康状態が悪化
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 【明慧日本2014年4月23日】黒竜江省ハルビン市の法輪功修煉者・屈永華さん(60歳男性)、趙世君さん2人は2006年、法輪功が迫害されている内容のチラシを配ったとの理由で、中共(中国共産党)当局の裁判所に懲役9年の重刑を言い渡され、大慶市刑務所に拘禁され、8年が経った。刑務所で2人はさまざまな迫害を受けた結果、屈さんは多種の病気を患い、趙さんは腰に重傷を負った。

 屈さんはハルビン市阿城区新華鎮に在住の農家である。1997年、屈さんは法輪功と出会い、学び始めた。法輪功の修煉によって、屈さんは飲酒癖、短気な性格などの悪習を直し、心身ともに元気になった。

 しかし、1999年7.20から、中共政府は法輪功への迫害を発動した。それから、屈さんは地元派出所の警官に何度も自宅に侵入され、「法輪功をやめろ」と騒ぎ立てられた。2000年、屈さんは北京に行き、法輪功への迫害停止を求めたが、連行されて地元に送還され、阿城留置場に数カ月間拘禁された。

 2006年1月9日、屈さん、趙さんなどの法輪功修煉者7人は、阿城区永源鎮永和村で法輪功が迫害されている内容のチラシを人々に配っていた際、法輪功の真相を知らない人に通報され、永源鎮の派出所の警官に連行された。そして、同年4月18日、阿城裁判所は7人の修煉者に対して開廷し、それぞれに懲役8~10年の判決を宣告した。屈さんは9年の判決を下された。

 大慶刑務所に拘禁された屈さんは「転向」を拒否し、囚人服を着ることも拒否した。そのため、屈さんはさまざまな拷問を受けた。2009年5月、屈さんは警官に殴打され、前歯4本が落とされた。

酷刑演示:毒打
拷問の実演:殴打される

 屈さんは連行された後、精神病患者の妻が村の家々を回って屈さんを探した。その後、妻の母親が来て、娘を実家に連れ戻し、世話するしかなかった。

 趙さんは2005年に法輪功を学び始めた。2006年1月9日、修煉者6人とともに連行され阿城第二留置場に拘禁された。留置場で何度も尋問を受けたが、趙さんは何も答えなかったため、逮捕状を出されて第一留置場に移送された。

 留置場で趙さんは寒い冬、警官の教唆を受けた服役者に冷水をかけられるなどの迫害を受けた。

中共酷刑示意图:浇冰水
拷問の実演:真冬に冷水をかけられる

  6月になって、裁判を受けた趙さんは屈さんと同じく懲役9年の不当判決を下された。そして、7人の修煉者は不服として全員が上訴したが、高等裁判所に却下された。

 同年の7月6日、趙さんはハルビン市呼蘭区の呼蘭刑務所に送られ、体罰、三書を書くこと、奴隷労働などを強いられた。同年8月3日、趙さんは大慶刑務所の7監区に移送された。大慶刑務所で趙さんは同様に奴隷労働を強要され、拷問された。趙さんはある日、警官にひどく殴打されて鼓膜が破裂し、腰に重傷を負った。

 今もなお、屈さんと趙さんは大慶市刑務所に拘禁されている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/4/15/290053.html)
 
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