江蘇省:女医が留置場で迫害され尿毒症に
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 【明慧日本2014年4月23日】江蘇省常州市りつ陽市にある清安病院の医者・黄文琴さん(47歳女性)は、法輪功を学んでいるとの理由で昨年11月、警官に連行され常州市留置場に拘禁された。留置場で黄さんは5カ月来、心身ともに迫害を受けた末、尿毒症、甲状腺機能亢進症、高血圧症、貧血などの病状が現れ、体が痩せこけ、顔が青白くなっている。

 黄さんは1999年6月から法輪功を学び始めた。その2週間後、黄さんは長年に患っていた心臓病、緊張性頭痛、不眠症、胃炎、腰痛などの病気が消え、元気になった。その後も、黄さんは法輪功の教えに従い、さらに善良な人になった。

 しかし、1999年7.20、中共(中国共産党)当局が法輪功への弾圧を開始した。黄さんは法輪功を学んで1カ月余りだが、法輪功の素晴らしさを体験できたので修煉を続けた。そのため、黄さんは当局の迫害を受けた。

 2010年7月、黄さんは連行され労働教養処分を下されて教養所に拘禁された。

 2013年11月8日、黄さんはりつ陽市城中派出所の警官に尾行され連行された。警官はその後、黄さんの自宅の家宅捜索を数回した。黄さんは常州市留置場に拘禁され、虐待、殴打、体罰などを受けた。

 留置場で黄さんは迫害を受けて血圧が235/125mmHgの高血圧症になり、解放を求めたが、拒否され、大量の薬を飲まされた。それに、留置場の医者は秘密裏に、黄さんが食べるお粥に内容不明の薬物と鎮静剤を混ぜた。高血圧症の黄さんは両腕に手錠をかけられて重い板に繋がられ、両足に足かせをつけられたが、トイレに行くときもその板を背負って行かなければならず、万副所長に「お前の血圧が下がらないと、外さないぞ」と脅迫された。それで黄さんは全身にあざができ、手足が痺れた。

 今年2月11日、黄さんは謝という警官に髪の毛を掴まれて殴打された。そして、黄さんは万副所長に殴打されたことを言いに行ったが、万に「私は8秒でお前を殴って死なせられるよ。お前が傷もないのに、なぜ、殴られたと言うのか」と言われた。

 それから、謝警官は黄さんが告げ口したことを知って、黄さんを呼び出し、再び黄さんに暴力を振るった。そのため、黄さんは狭心症を発作し、血圧も上がった。

酷刑演示:暴打
拷問の実演:殴打される 

 留置場で迫害を受け続けた黄さんは栄養不良で貧血になり、ヘモグロビン 6.5g/dl(正常値は11.2~15.2g/dl)しかなかった。重度の貧血にもかかわらず、黄さんは毎日、夜中1時50分から4時15分まで、昼12時から2時まで当直を命じられ、48日間連続で強いられた。それに、肉体的な迫害だけではなく、黄さんは精神的にも苦しめられた。そして、人と話すことも許されなかった。

 さまざまな迫害を受けた黄さんは尿毒症、高血圧症、甲状腺機能亢進症、貧血になったが、迫害は止まなかった。黄さんは常州市第一人民病院に連れられ、手足を手錠で病室のベッドに 24時間繋がれ、食事のときも、トイレへ行くときも、寝るときも、手錠も足かせも外されなかった。そのため、黄さんは腰を曲げて寝ることしかできなかったという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/4/12/289924.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/4/25/330.html)
 
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