遼寧省女子刑務所:「思想レポート」を拒否した修煉者に面会禁止を脅迫
【明慧日本2014年5月4日】遼寧省瀋陽市の法輪功修煉者・牛桂芳さんは、不当判決を宣告されて遼寧省女子刑務所に拘禁されている。最近、家族が面会に行った時、「牛さんは毎月の『思想レポート』を書かないため、今後もそのようなら面会を禁止する」と言われた。
情報筋によると、牛さんは連行された時、手に損傷を負い、未だに物を持つことができない。両足から腰までむくんでいるにもかかわらず、毎日苦しい強制労働を強いられているという。
牛桂芳さん
2012年7月19日夜、牛さんは新城子派出所の警官に不当連行された。昨年2月27日、瀋北新区裁判所に懲役3年の不当判決を宣告された。牛さんは上訴した。
瀋陽市中級裁判所(高裁にあたる)は同年5月27日午前、牛さんに対して裁判を行った。牛さんは2012年9月、不当連行された実態と、自分が受けた虐待を陳述した。2人の弁護士も大量の事実を述べ、牛さんが法輪功を学ぶことは罪ではないと弁護した。しかし、裁判所側は「原審を維持する」との判決を下した。
昨年11月19日、牛さんは瀋陽市女子刑務所に送られ、その後、馬三家子監獄区に移送された。今年1月20日、家族はようやく牛さんと面会できた。牛さんは迫害されて衰弱し、 視力も低下して、度数の高いメガネを着用しなければいけない状態になっていた。また、白髪が増え、迫害されて損傷を負った腕はいまだに上げられない状態だという。