遼寧省の法輪功修煉者 留置場で迫害されたのち死亡
【明慧日本2014年5月8日】遼寧省西豊県の王文章さんは1999年7.20以降、法輪功迫害の停止を求めて上京し、陳情したとの理由で1万元の罰金を科され、さらに指名手配されたため、路頭に迷う生活を強いられた。
王さんは2000年7月頃、鉄嶺教養院で1年間の監禁生活を強要された。2009年3月2日、不当に連行された。いずれも法輪功の資料を配布していたためである。
王さんは西豊県留置場に送り込まれてから、面会禁止令を出された。拘禁中、冬は布団もなく、硬くて冷たい手枷と足枷をかけられる日々を送った。
2009年7月9日、王さんは裁判所で秘密裏に不正裁判を開かれ、懲役4年の不当判決を受けた。
瀋陽東陵刑務所で王さんは残虐に拷問され、肉体的、精神的に深刻なダメージを受けて健康状態が急激に悪化した。さらに2012年12月、脳血栓を発症して車椅子生活となった。
以前から一時出所による治療を申請し、許可を求め続けてきた家族は、やっと施設側の許可を得たが、すでに刑期満了まであと一カ月だった。
このようにして、王さんは治療を遅延されたため、3月28日に無実の罪を晴らせずこの世を去った。亡くなる前の半年間、ずっとベッドでの寝たきり生活だったという。