【明慧日本2014年5月9日】日本関西地区の法輪功修煉者は先月25日、駐大阪中国総領事館前で、「4.25」の15周年記念活動を行った。
中国人の通行人に迫害の真相を伝える法輪功修煉者
1999年4.25、1万人あまりの法輪功修煉者が、天津公安局に不当拘束された同修45人の解放と合法的な煉功環境を求めて、法律に基づいて北京市中南海付近にある国家陳情局を訪れた。修煉者達は秩序を保ち、平和的で冷静な態度を持って問題解決に臨んだ。「4.25」陳情事件は、法輪功修煉者の理性と勇気を示すと同時に、高尚な精神の表れでもあった。しかし3カ月後、中共(中国共産党)当局は全国的に迫害を開始した。法輪功修煉者をターゲットとした臓器狩りも含む人類史上最悪な迫害は、現在も続いている。
当日、法輪功修煉者は駐大阪中国総領事館前で、横断幕を広げ、通行人たちに資料を配り、迫害反対の思いを伝えた。また、集会で「4.25」を記念する声明文を読み上げた。声明文は「この日は、忘れられない日であり、きっと歴史に刻まれる日でもある。1万人を超える法輪功修煉者が、世界で最も専制統治下に置かれていながらも、勇気を持って45人の解放を政府に求めた行動は、『真善忍』の理念の偉大さを見せてくれた。彼らの壮挙はそれ以来、法輪功修煉者の反迫害活動の模範を示してくれた。この15年来、中国本土と世界各地にいる法輪功修煉者は、始終理性を持って平和的に真相を伝え続けている」と述べた。
活動は通行人の関心を引いた。駐中国総領事館に用事で来た中国人たちも足を止め、パネル資料の内容を読んでいた。ある若い中国人2人は、初めは法輪功について全く知らず、パネル資料の内容を読んでも、誤解が完全に解けなかったが、修煉者の説明を受けたのちに真実がほぼ全て分かり、態度も大きく変化した。